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オーラルヒストリーの会

  
転載歓迎
オーラルヒストリーの会 第9回例会
■日時:2005年12月4日(日)13時〜17時
■会場:京都大学大学院人間・環境学研究科棟・地下会議室
■交通案内・マップ
http://www.kyoto-u.ac.jp/access/kmap/map6r_ys.htm
※時計台の南側のキャンパスです。参加費は無料です。どなたでもご参加いただけます。予約はいりませんので自由に直接会場にお越しください。

■報告
(1)第1報告
松嶋秀明(滋賀県立大学 滋賀県立大学人間文化学部)『生徒指導の語り:中学校教員はなにを体験するのか』
司会 荒川歩(立命館大学人間科学研究所)
(2)第2報告
田垣正晋(大阪府立大学 人間社会学部社会福祉学科)『障害の意味の長期的変化と短期的変化の比較研究:脊髄損傷者のライフストーリーに関する博士論文から』
司会 安田裕子(京都大学教育学研究科)
■懇親会(18時より)報告者を囲んで、会場近くで懇親会を予定しております。

<参考資料>
第1報告『生徒指導の語り:中学校教員はなにを体験するのか』
【報告概要】
 本報告では、中学校教師、なかでも生徒指導にかかわった教師たちが、生徒をいかなる存在としてとらえ、自らの関わりをどのように意味づけているのだろうかという 問いに答えるべく、教師へのインタビューから解釈的な探求を試みた。語りの内容を総合すると、 (1) 生徒を集団の一部として/個人としてとらえる視点軸、(2) 生徒 を教師に比べて未熟な存在として/生徒を教師と対等な存在としてとらえる視点軸という、2つの相互に矛盾してみえる視点に言及していた。なかでも教師がそれぞれの 生徒とのかかわりのなかで重視しているのは、「人間的なつきあい」と称される、生徒への半ば対等な関わりである。そのことは教師に葛藤を感じさせることもあれば、 重要な思い出として本人の指導観を大きく左右することもある。また、この軸は明確な境界というよりも、教師の実践のなかでその都度、ゆれ動くものである。そして、 こうした揺れをふくみつつ、教師が対話的に生徒にかかわることで、生徒からは次第に「動かない/不変の」対象として体験されること。それが、生徒にとっては結果的 に肯定的に評価され得ることが、仮説として示された。
【報告者紹介】
松嶋秀明 滋賀県立大学 滋賀県立大学人間文化学部 専任講師

第2報告『障害の意味の長期的変化と短期的変化の比較研究:脊髄損傷者のライフストーリーに関する博士論文から』
【報告概要】
 本研究は、脊髄損傷者のライフストーリーから、受障期間の長い者と短い者とにおいては、障害の意味づけにどのような違いがあるのかを検討した。対象は、受障期間が 15年以上になる者(以下、長期)10名と、7年以内の者(短期)14名である。筆者が半構造化面接を各々に行い、KJ法(川喜田,1967)を参考にして分析した。結果としては、 第1に、受障期間が長くなるにつれて、肯定的意味づけの内容および比較対象が増えた。さまざまな生活文脈を生きて行くにつれて、意味づけも複雑になると考えられた。 第2に、受障期間が長い者のほうが、受障しない場合の自己を基準にして、現状の肯定的側面を語る傾向があった。肯定的意味づけは、受障前の自己だけではなく、受障 しない場合の自己を基準とするほうが、障害との因果関係の顕著になると考えられた。第3に、障害に伴う不利益の特徴としては、長期、短期の話し手双方が、能力障害と 社会的不利があると語った。第4に、長期の話し手には、受障後の生活のプロセスの評価を一旦見直して修正する意味づけがあった。第5に、受障期間が数年以上の人に 見いだされる特徴として、障害者と健常者との間に区分がないとする意味づけがある。以上から、受障期間が長くなるにつれて、話し手は新たな不利益に遭遇しながらも、 新しい肯定的意味づけを見いだしたり、1つの肯定的意味づけを多面的にしたりしているといえるだろう。なお、本研究は博士論文の一部である。
<キーワード> 障害の意味、脊髄損傷、ライフストーリー、
【報告者紹介】
田垣正晋 大阪府立大学人間社会学部社会福祉学科 講師

コーディネーター:やまだようこ(京都大学教育学研究科)
共催:科学研究費プロジェクト フィールドの語りをとらえる質的心理学の研究法と教育法
http://www.k2.dion.ne.jp/~kokoro/quality/

◆問い合わせ先
「オーラルヒストリーの会」事務局 京都大学国際交流センター 蘭研究室
E-mail:araragi@ryu.mbox.media.kyoto-u.ac.jp
Fax:075-753-2562


  
Subject: [oralhistory2003] 7月10日第8回研究会について
Date:Sat, 25 Jun 2005 09:03:23

転載歓迎
第8回研究会のお知らせ

 7月10日(日曜日)に、以下のような要領で第8回研究会を開催いたします。今回もきわめて興味深い二つの研究を報告していただきます。
 第1報告では、オーストラリア国立大学で人類学を修められ、戦争花嫁、アボリジニ研究で活躍され、現在国際交流基金の招きで来日されている田村恵子さんに 「ライフ・ストーリを記述する」ことの様々な意味を考察してもらいます。
 第2報告では、関西学院大学で社会学を講じ、フィールドワーク論・部落や在日朝鮮人に関するフィールドワークでもっとも注目されている一人である三浦 耕吉郎さんに「不法占拠」状況を生きる<在日>の語り」から「歴史」と「記憶」が断絶する場所に生きるひとびとの語りをすくい上げ、考察していただきます。
 皆様、ご多忙とは存じますが、どうぞご出席下さい。
 なお、お二人を囲んでの懇親会も準備しておりますので、こちらにもご参加下さい。

◇日時 2005年7月10日13時〜17時
◇会場 京都大学大学院人間環境学研究科棟・地下会議室

◇第1報告
 田村恵子(国際交流基金招聘フェロー)「ライフ・ストーリを記述する:オーストラリアの日本人戦争花嫁の調査・研究を通して」

◇報告概要
 今回の報告では、オーストラリアの日本人戦争花嫁のライフストーリーの聞き取りを基礎データとして博士論文を書き、出版する作業の中で経験したこと、考えたことを 中心に話をしたい。インフォーマントとの関係、インタビューの形式、調査の際の使用言語、記述の際の使用言語、そして話し手の意図をいかに異文化の読者に伝えるか についても言及したい。
◇報告者紹介
 オーストラリア戦争記念館豪日研究プロジェクト上級調査員、オーストラリア国立大学太平洋アジア研究所客員研究員。現在国際交流基金招聘フェローとして来日中。 神戸女学院大学卒業後渡豪。オーストラリア国立大学で文化人類学を専攻、Bachelor of Letters, 修士号、博士号を取得。 研究分野は、オーストラリア・アボリジニ、日本人戦争花嫁、日豪間の太平洋戦争、戦前神戸の英国系定住者と日本など。 ◇主要著書(戦争花嫁関連)
 Michi's Memories: The Story of a Japanese War Bride, Canberra: Pandanus Books, 2001.
 『戦争花嫁:国境を越えた女たちの半世紀』(共著)芙蓉書房出版、2002年 他


◇第2報告
 三浦耕吉郎(関西学院大学)「不法占拠」状況を生きる<在日>の語り−「歴史」と「記憶」の断絶の場所から−」

◇報告概要
 『在日・強制連行の神話』(2004)が刊行され、韓流のドラマや映画が人気を集め、さらに日韓の歴史認識の違いが外交問題化している昨今、「不法占拠」状況に おかれた<在日>の語りに耳を傾ける意義は何か?
 こうした問いを、彼らの持っている「不法」についての認識や、植民地時代や「解放後」の「記憶」をもとにしつつ考察していきたい。「にいちゃんら、うちら聞く ときに、こんなちんぷんかんぷん、聞いて、どなんして、歴史、残しますの?」という、語り手のつぶやきを、つねに反芻しながら。
◇報告者紹介
 東京大学卒、関西学院大学社会学部教授
◇主要著書
 『屠場文化ー語られなかった世界』(共著)創土社、2001年
 『社会学的フィールドワーク』(共編著)世界思想社、2004年
 『構造的差別のソシオグラフィ』(編著)世界思想社、2005年末刊行予定 他

懇親会(18時より)

オーラルヒストリーの会事務局
京都大学国際交流センター 蘭研究室
Fax:075-753-2562
E-mail:araragi@ryu.mbox.media.kyoto-u.ac.jp


  
Subject: [oralhistory2003] 3月26日27日 日本移民学会 ワークショップ開催のお知らせ
Date:Wed, 9 Feb 2005 22:45:15

 各位

 2005年3月26日27日に「日本移民学会2004ワークショップ 日本帝国をめぐる人口移動(移民)の諸相・研究序説」を京都大学にて開催いたします。
 さて、近代の東アジアは、西欧列強による植民地化によって政治経済文化が規定されましたが、同時に日本の帝国化によってもインパクトを受けました。そして、その ひとつが人口移動という社会現象に端的に表れました。そこで、本ワークショップでは、帝国をめぐる様々な人口移動を取りあげ、その形態や発生要因、社会システム とりわけ帝国化・植民地化との関連、さらには移民と文化変容や文化連関、移民と生活構造、移民のライフストリー、等々に迫ります。たとえば、帝国内の人口移動から 帝国と周辺との人口移動まで対象とします。また、出移民も入移民も、植民も難民も引揚げ者も、中小商工業者・官僚・教員・農漁業移民、等々も取りあげます。さら には、人口移動現象に投影された文化交渉の諸相も考察します。そして最終的には、帝国内、帝国をめぐる様々な人口移動の連関構造、それらを通して日本帝国とアジア との連関へと迫ることを目的としています。
 本ワークショップは、このような問題意識にもとづいて報告者が公募され、応募された14名の報告から構成されています。このために、ワークショップの日程は2日に わたり、第1部会「満洲・朝鮮」、第2部会「サハリン・他」、第3部会「台湾」、第4部会「南洋」そして、第5部会「総括討論」という構成にいたしました。
 かつて同様な視点で編集されたものとしては、『岩波講座 近代日本と植民地 5 膨張する帝国の人流』(1994)が有名ですし、最近では岡部牧夫『海を渡った日本人』 (山川出版社、2002)が問題意識を共有しています。本ワークショップは、このような先行研究とこの10年間で急激に蓄積されてきた「帝国と植民地」に関する研究 成果を踏まえ、新進気鋭な14名の研究報告から、近現代の東アジア、とりわけ日本帝国をめぐって展開された人口移動の諸相とそれらの相互連関の構造を捉え直すこと を目指しています。
 なお、会場設営の都合上、大会参加希望者・懇親会参加希望者は下記まで御連絡下さい。

日本移民学会2004ワークショップ係 蘭信三

〒606-8501京都大学留学生センター  蘭研究室
日本移民学会2004ワークショップ係
E-mail:araragi@ryu.mbox.media.kyoto-u.ac.jp Fax:075-753-2562


2004年度日本移民学会ワークショップ・プログラム
共通テーマ:日本帝国をめぐる人口移動(移民)の諸相・研究序説

日時 2005年3月26日27日
会場 京都大学文学部第7講義室(Tel:075-753-2554)

■26日
開場 12時半
開会 13時

◆第1セッション 満洲・朝鮮(13時05分〜16時05分)
司会 木村健二(下関市立大学)
1.20世紀前半中国東北における「開発」と移民−第二松花江「開発」を事例として−
小都晶子(大阪外国語大学大学院博士後期課程)
2.「満洲」における漢民族移民―満鉄『労務時報』を中心に―
上田貴子(日本学術振興会特別研究員)
3.戦後引揚者と「満洲」の記憶−岐阜県の旧満洲開拓団を事例に−
猪股祐介(東京大学大学院博士課程)
4.占領期における「不法入国」朝鮮人への法制度の変遷―マルチスケール・アプローチを手がかりにして―
福本拓(京都大学大学院博士後期課程)

◆第2セッション サハリン(16時10分〜18時25分)
司会 竹沢泰子(京都大学)
1.戦前期樺太における商工業者の活動−樺太農業開拓との関係を中心に−
竹野学(北海道大学)
2.サハリン先住民、とくに樺太アイヌの「引揚げ」の要因
田村将人(千葉大学大学院博士後期課程)
3.彦根高商の修学旅行という経験
阿部安成(滋賀大学)

◆懇親会 18時45分〜20時45分
会場:京大生協「ほくと」 於・北部構内 参加費3千円、Tel:075-753-7649


■27日
◆第3セッション 台湾(9時30分〜12時30分)
司会 杉原達(大阪大学)
1.沖縄県八重山地方から植民地下台湾への出稼ぎ・移民−1920-30年代を中心に−
松田ヒロ子(オーストラリア国立大学大学院博士課程)
2.草創期の『台湾教育会雑誌』に見る「在台内地人」教育をめぐる言説について
高嶋朋子(大阪外国語大学大学院博士後期課程)
3.植民地下台湾における中国人の人口移動について(仮)
鐘淑敏(台湾中央研究院)
4.沖縄と台湾間の双方向的な移動について
野入直美(琉球大学)
 
◆第4セッション 「南洋」(13時30分〜15時45分)
司会 小島勝(龍谷大学)
1.マニラ湾における日本人漁業者と移民送出母村
武田尚子(武蔵大学)
2.仏領インドシナにおける邦商「雑貨輸入商」「漆輸出商」の役割−日仏共同支配前の日本人社会−
湯山英子(北海道大学大学院博士後期課程)
3.『ダバオ国』の形成と崩壊、そして残された人々
大野俊(オーストラリア国立大学アジア学部アジア社会歴史センター)
                             
◆休憩:15時45分〜16時15分

◆第5セッション 総合討論(16時15分〜17時45分)
司会 蘭信三(京都大学)
総括コメント(木村健二、坂本悠一(九州国際大学)、他)

閉会17時50分

◆会場へのアクセス
・JR京都駅→地下鉄・今出川駅下車→市バス(203号,201号系統)百万遍下車→徒歩3分
・京阪電車「出町柳駅」下車→銀閣寺方面に向かって徒歩10分強
http://www.kyoto-u.ac.jp/top2/07-top.htm


  
Subject:[oralhistory2003] 事務局通信041106 12月12日のお知らせ
Date:Sun, 7 Nov 2004 00:13:12

掲示・転載歓迎

オーラルヒストリーの会の皆様

事務局@蘭

 集中豪雨、台風、大震災と災害続きですが、皆様お変わりありませんでしょうか、お伺い申し上げます。
 さて、しばらくご無沙汰しておりましたが、以下のような要領で第7回研究会を開催いたします。師走になり、皆さまご多忙とは存じますが、ご参集下さい。もちろん、 例会後は懇親会を準備しておりますのでふるって参加下さい。なお、本メールは転載歓迎です。よろしく掲示・転載下さい。
 第1報告は、能智正博さん(東京女子大学文理学部)の「失語症をもつ方のライフストーリーーどのように聴くか、どのように語るか」という報告です。能智さんは、 失語症で言語表出が非常に限られた事例にもとづいて、語り手の体験する「生きる場」に関するストーリーを再構成していくという、オーラルという手法にとっては きわめて難問に挑む野心的な報告です。
 第2報告は、石井宏典さん(茨城大学文学部)の「戦場(いくさば)の跡を縫い合わす―那覇・新天地市場の女たち」です。石井さんは、戦場となって焼き尽くされた 那覇の街が復興する過程で形成された「新天地市場」と呼ばれる衣料品卸市場で、身を擦り合わせるなかで生まれた活力を、彼女たちの語りから伝えます。戦争、女性、 語り、というきわめて魅力的な鍵概念にもとづく報告で、皆さんを「豊饒の語りの世界」へと誘いこんでくれるでしょう。乞うご期待。

オーラルヒストリーの会 第7回研究会
「語りをとらえる質的心理学の方法」
共催・科学研究費プロジェクト

1.日時 2004年12月12日(日) 13時〜17時
2.会場 京都大学文学部新棟 第3講義室
  http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/map.html
3.コーディネーター やまだようこ(京都大学)・サトウタツヤ(立命館大学)
4.共通テーマ 「生きる場と語られるストーリー」
5.報告
第1報告
 能智 正博(東京女子大学文理学部)「失語症をもつ方のライフストーリー ―どのように聴くか、どのように語るか」
  司会 徳田治子(九州女子短期大学)
第2報告
 石井宏典(茨城大学文学部)「戦場(いくさば)の跡を縫い合わす―那覇・新天地市場の女たち」
   司会 荒川歩(立命館大学人間科学研究所)
6.報告要旨
第1報告要旨
 ライフストーリー研究のデータは面接で語られた内容を中心とすることが多いのだが、例えば言語障害をもつ人の場合などは、語りデータがしばしば大幅に制限される。 しかし、彼らも独自の視点に基づく独自のライフストーリーをもつはずである。
 今回の報告では、失語症で言語表出が非常に限られた一事例について、長期的な観察と行動データ、映像データ、周囲の人からの面接データなどを総合することにより、 その事例の体験する「生きる場」に関するストーリーを再構成していく試みを紹介する。
第2報告要旨
 戦場となって焼き尽くされた那覇の街が復興する過程で、「新天地市場」と呼ばれる衣料品卸市場が形成された。闇市を管理する目的で設置された公設市場の周辺 に、衣料売りの女性たちが群れだしたのが始まりだった。市場として整備されたとき、一人当たりの売り場面積は幅60pに奥行き90pと決められた。自分の身体と製品を ふた山ぶん置けるだけの空間だった。1960年代の最盛期にはここに400名をこえる女性たちがひしめき、みなが身を擦り合わせて座るさまは、「まるで養鶏所の鶏のよう だった」という。彼女たちは、品物を売り終えると生地を買って家に帰り、それを裁断して一台のミシンを頼りに縫製し、翌日の午前中に市場に売りに出るというサイクル を繰り返した。やがて、各地で小売業を営む人たちが、沖縄本島に限らず、宮古、八重山、奄美など、琉球弧の島々から押し寄せるようになった。
 新天地市場は、戦争による喪失を抱えた者たちが互いに身を寄せ合い、懸命に働きつづけつくりあげてきた場所である。ここでは、それぞれの家族を営む一人ひとりの 女たちが、出身集落ごとに結びつき、同じ台に座る者同士でも繋がり合いながら、市場全体としてもまとまるという重層的な共同体を形成してきた。身を擦り合わせるなか で生まれた活力を、彼女たちの語りから伝えたい。

 以上です。

OHの会事務局 京大留学生センター 蘭研究室
Phone:075-753-2554 Fax:075-753-2562
E-mail:araragi@ryu.mbox.media.kyoto-u.ac.jp


  
Subject:[oralhistory2003] 残留孤児総括シンポジウムのお知らせ
Date:Sun, 7 Nov 2004 21:07:30

転載歓迎

オーラルヒストリーの会の皆様

蘭信三@京都大学

 以下のような要領で11月28日(日)に早稲田大学で、中国残留日本人孤児に関する総括的なシンポジウムを開催します。残留孤児の半数以上が国家賠償訴訟に参加 している現状をにらみ、「残留孤児問題」について徹底的に論じます。残留孤児や残留婦人に関して総合的に知るチャンスだと思いますので、皆様是非ご参加下さい。

シンポジウム中国残留日本人孤児の過去、現在、未来
−「残留孤児問題」の総括と展望−

1.シンポジウムのねらい
 日中国交回復、残留孤児の訪日調査は、戦争によって引き裂かれた家族の再会、その祖国への帰国をもたらしました。しかし、中国で育った残留孤児の日本社会への 適応は簡単ではありませんでした。そのために、当事者はもちろん、多くのボランティアが尽力し、行政による様々な支援政策が行われました。しかし、いま、行政に よる帰国政策や支援政策等をめぐって、国家賠償の集団訴訟が争われています。
残留孤児を支援してきた多くのボランティア、支援政策に携わった多くの行政マンは言うに及ばず、一般でもこのような結果がもたらされたのは何故なのかと疑問に 思っているひとは少なくありません。そこで、裁判の場を離れ、この根底にある「残留孤児問題」を総合的に議論する場を設けたいと考え、本シンポジウムを企画 しました。
 ここでは、(1)帰国政策や支援政策のどこに問題があったのか、(2)それらの問題の根底にはどのような問題があるのか、(3)今後どうすればいいのか、といった点を 中心に問い直していきます。残留孤児問題に長らく携わってきたパネリストの報告や議論を先導としながら、参加者とともに「残留孤児問題」を掘り下げ、残留孤児の 未来ひいては日本社会の未来を展望していきたいと考えております。
 多くの皆様のご来場をお待ちしております。(参加無料)

2.日時・会場
日時:2004年11月28日(日)午後1時〜6時
会場:早稲田大学小野講堂(7号館)

3.パネリスト
竹川英幸(大阪中国帰国者センター理事長)
小林悦夫(中国帰国者定着促進センター)
大橋春美(長野県鬼無里中学校教諭)
庵谷磐(中国帰国者問題同友会代表幹事)
大久保真紀(朝日新聞社編集委員) ・コーディネーター
蘭信三(京都大学)

4.プログラム
1.パネルディスカッション(午後1時〜4時)
2.総合討論(午後4時〜6時)

5.会場へのアクセス
1.早稲田大学(西早稲田キャンパス:TEL 03-3203-4141代表)への交通
 ◇JR山手線(高田馬場駅 徒歩20分)
 ◇西武線(高田馬場駅 徒歩20分)
 ◇地下鉄(東西線早稲田駅 徒歩5分)
 ◇都電(三ノ輪橋駅 - 早稲田駅 徒歩5分)
2.小野講堂(7号館)の場所
 ◇大隈銅像の北側の建物が7号館。小野講堂は7号館の北側玄関から入場
  http://www.waseda.jp/jp/campus/nishiwaseda.html

主催・連絡先
残留孤児問題総括シンポジウム実行委員会(代表:京都大学 蘭あららぎ信三)
〒606-8501京都大学留学生センター Fax:075-753-2562
E-mail:araragi@ryu.mbox.media.kyoto-u.ac.jp


  
Subject:[oralhistory2003] 石川准さん講演会のお知らせ
Date:Sun, 7 Nov 2004 07:39:29

転載歓迎

オーラルヒストリーの会の皆様

 オーラルヒストリーとも関係の深い研究内容だと思いますので、お送りします。日が迫っていますが、よろしかったらいらしてください。

落合恵美子(京都大学文学部)

石川准さん講演会のお知らせ

当事者研究のフロンティア
―アイデンティティを立ち上げずにポジションを引き受ける―

日時  11月10日(水)15時〜17時
場所  京都大学文学部新館1階会議室

 石川准さんは障害学、アイデンティティ・ポリティクス論、感情社会学などの先端的分野で活躍する社会学者で、全盲というご自身の障害を、自らプログラマーとして 開発したアシスティブ・テクノロジーにより乗り越え、その技術を必要としている人たちに広く提供していく活動もしています。著書に、『アイデンティティゲーム:存在 証明の社会学』『人はなぜ認められたいのか』『障害学の主張』『見えないものと見えるもの』『差別と共生の社会学』『感情の社会学』などがあり、ホックシールドの 『管理される心』の翻訳でも知られています。
 ご関心のおありの方は、専門分野や学部生、院生、教員の別にかかわらず、どうぞご参加ください。

問い合わせ先 社会学研究室(内線2758)

 ◇石川准さんの研究テーマ◇
◆社会学分野の研究
アイデンティティ・ポリティックス論
障害学
民族・人種・エスニシティ研究
異文化間コミュニケーション論
現代家族論
感情社会学
ヒューマンインターフェイス論

◆情報処理分野の研究
日本語英語自動点訳プログラムの開発
スクリーンリーダー、スクリーンブレイラーの開発
音声・点字対応エディタ開発
DOS用インターネット・ブラウザの開発
視覚障害者のGUIアクセスを可能にするインターフェイスの研究
WEBアクセシビリティ・ガイドラインの研究


  
Subject:[oralhistory2003] 事務局通信040603
Date:Thu, 3 Jun 2004 12:14:55
オーラル・ヒストリーの会 第6回例会
オーラルヒストリーの会のみなさま

 以下のような要領で第6会研究会を開催しますので、皆様ふるってご参集下さい。今回は、共通テーマとして「オ−ラルヒストリーと歴史学 −糸に込められた ジェンダーの意味−」というタイトルで、姫岡とし子さん、サンドラ・シャールさん、それに中谷文美さんという製糸や織物とジェンダーに関連して研究されて きた人たちの豪華な揃い踏みです。第5回も鵜飼さんと永井さんの報告に松田さん落合さんの司会という豪華なキャストでの報告会でしたが、今回も暑い京都の 夏を吹き飛ばすような元気で興味深い報告になること請け合いです。それぞれのご報告に関連した研究に関しましては参考文献を御参考下さい。
 なお、今回は会場を立命館大学に移して開催いたしますので、くれぐれも会場を間違えないようにお願いいたします。
 では、以上簡単ですが、例会の案内まで。

1.共通テーマ オ−ラルヒストリーと歴史学 −糸に込められたジェンダーの意味−
2.日時 2004年7月3日(土)午後1時〜5時半
3.会場 立命館大学アカデメイアK209(国際平和ミュージアム2F)
 http://www.ritsumei.ac.jp/mng/gl/koho/access-map/k-map.jpg
 会場は、上記をクリックし、25番のアカデメイアを見てください。

4.報告の紹介
◆司会
西成彦(立命館大学先端学術総合研究科)

◆報告者
姫岡とし子(立命館大学国際関係学部)
「日独の歴史学における聞き取りのもつ意味合い―女性製織者の語りを中心に」
サンドラ・シャール(京都大学文学部博士課程)
「戦前日本における女性製糸業労働者の生活世界から見て」
◆報告コメンテーター
中谷文美(岡山大学文学部)
「社会変化の中の女性労働―バリ島の女性製織者の暮らしから」
◆コメンテーター
落合恵美子(京都大学文学部)

5.懇親会(午後6時〜)
 
<参考文献>
・姫岡とし子『ジェンダー化された社会―労働とアイデンティティの日独比較史』岩波書店、2004年
・サンドラ・シャール「女工哀史言説を越えて」 『ソシオロジ』48巻2号、2003年
・中谷文美『「女の仕事」のエスノグラフィ―バリ島の布・儀礼・ジェンダー』世界思想社、2003年


  
Subject:[oralhistory2003] 事務局通信040313
Date:Thu, 11 Mar 2004 23:27:41

オーラルヒストリーの会の皆さま

 学年末の多忙な時期の山は過ぎた頃と思いますが、皆さん如何お過ごしでしょうか。
 さて、第5回研究会の日程、報告者が確定いたしましたので御報告いたします。今回の共通テーマは「オーラルヒストリーを問い直す」というもので、その方法論自体を 根底から問い直すことを目的としています。お二人は社会学を超えてフィールドワーカーとしてつとに有名な人で、理論家の方法論ではなく現場に足繁く通うお二人の方法 論批判ですので、興味深いものになると期待できます。報告のタイトルなど未定ですので、以下に簡単な紹介をいたします。タイトル、報告要旨は後日配信いたします。
 なお、会場は第4回研究会の時と同じ時計台北側の文学部新棟の第3講義室です。迷われることのないように下記のHPで配置をご確認下さい。下記のHPの文学部欄を 開いて左下の新棟講義室(手前)という写真の2階が本会場です。
http://www.psy.bun.kyoto-u.ac.jp/jpn/map/map2.html#anchor799284
PS:懇親会も準備しておりますので、ふるってご参加下さい。

<第5回研究会のお知らせ>
(1)日時  4月24日(土)13時〜17時半
(2)会場  京都大学文学部 新棟第3講義室(Tel:075-753-2758)
(3)報告者 鵜飼正樹(京都文教大学)
        永井良和(関西大学)
(4)司会者 松田素二(京都大学)
        落合恵美子(京都大学)
(5)報告者紹介(HPや著書などをご参照ください、そして当日の報告を是非聞いて下さい)
◆鵜飼正樹さん
 大学院時代に旅芸人の一座に入って修行を積まれました。最近の社会学者としてはもっとも本格的な参与観察をしたひとです。現在も現役の役者でもあります。旅芸人の 一座のエスノグラフィーとして「大衆演劇への旅ー南条まさきの1年2ヶ月」未来社、1994年。大衆芸人を題材としたライフヒストリー研究の代表作として「見世物稼業ー 安田里美一代記」新宿書房、2000年。他多数の著書・論文があります。
◆永井良和さん
 都市社会学、都市文化、現代風俗研究、社会史、満洲都市文化研究と多才、多芸の社会学者。著者は多数ですが、『社交ダンスと日本人』晶文社、1991年。『にっぽん ダンス物語 「交際術」の輸入者たち』リブロポート、1994年。『尾行者たちの街角 探偵の社会史1』世織書房、2000年。他多数の著書・論文があります。

以上



以下は現在のところスクラップ状態です。後日整理します。

件名: [oralhistory2003][00132] JOHAオーラルヒストリー学会発表者募集 [ Sat, 29 May 2004 13:00:11 -0400 ] 送信者: Tomoyopow@aol.com 受信者: oralhistory2003@yahoogroups.jp  以下のように発表者を募集しておりますので、お知らせします。  6月15日までですので、お急ぎください。質的心理学会と日程が重なって  しまうようで、残念なのですが、会場の都合上、このようになりました。  どうぞふるって、ご発表ください。よい機会になると思います。交流しましょう。 日本オーラル・ヒストリー学会第二回大会のお知らせ  2004年9月11日(土)13:30時〜     9月12日(日)10時〜17時  会場 立教大学池袋キャンパス (東京都豊島区西池袋3−34−1)  第一日目  基調講演:アート・ハンセン前アメリカオーラルヒストリー学会会長  午後 分科会 + 懇親会  第二日目  研究交流実践会議+分科会、総会、1時半〜ワークショップ              参加費:会員2000円(学生・院生 1000円)      非会員 3,500円(同 2,500円) ▲アート・ハンセン(カリフォルニア州立大学フラトン校歴史学教授兼Center for Oral and Public History ディレクター)全米日系人博物館 「日系レガシープロジェクト」 担当 ▲ウェブ上での映像・音声によるOHアーカイブのワークショップを予定  アメリカの日系人の「伝承」プロジェクトを担当している方をお招きします。 <発表者募集の要項> ■発表内容:専攻分野は問わず、オーラル・ヒストリー(聴き取り、聞き書き、ライフ附ストーリー、ライフヒストリーなどを用いているもの)の実践、研究成果の発表 ■発表時間:一人20分(共同発表も可) ■発表者申し込み資格:JOHA会員に限ります。会員登録がまだの方は、申し込み時に登録してください。(要領は下に記載) ■申込要領:氏名・住所(職業)・発表題目、必要機材(OHP,VTR,資料提示機など)を明記の上、郵送(はがき可)にてJOHA事務局(下に記載)に送付のこと ■申込締切:2004年6月15日(火)必着 ■発表要旨締切:2004年7月15日(木)までに発表要旨(A4)1枚にまとめ事務局まで郵送ください。そのまま大会当日の資料として印刷します。 ☆入会手続き  会費2000円を以下の郵便振替口座にお振込みください。その際、氏名、所属、住所、Eメールアドレスをご記入ください。大会以前の手続きをよろしくお願いします。 口座番号:00150−6−353335 口座名称:日本オーラル・ヒストリー学会(中黒点あり) この会費は来年春まで有効です。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 日本オーラル・ヒストリー学会事務局 住所:〒263−8522 千葉市稲毛区弥生町1−33 千葉大学文学部 桜井研究室 電話・ファクス:042−290−2291 E-mail:sakurai@L.chiba-u.ac.jp ホームページ:http://joha/jp
件名: Re: [oralhistory2003] 真珠湾日系米人 [ Wed, 3 Mar 2004 08:40:40 JOHAの佐渡さんより、以下の案内がきています。 オーラルヒストリーで戦争体験を研究している方々にご興味を持って頂ける のではないかということで以下ご案内させて頂きます。参加したい方は是非 佐藤康代さんへご連絡下さい。JOHAの佐渡アンからのご案内と言って下さい。私も時間が取れそうでしたら、伺う予定です。 それではよろしくお願いします。 佐渡アン このメールマガジンは、IEO会員、友人及び理事の皆様にお届けしています。 ┏━┓ ┃1  3月10日  渡辺理事(ニフティ株式会社特別顧問)を囲んで ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━          ★講演?日本の架け橋 ハワイ 真珠湾を超えて?★                  〜日米の架け橋となった人々に感謝をこめて〜 現在、多くの日本人観光客が訪れ、リゾート気分を満喫しているハワイ。 そのハワイには、私たち日本人にとって、もうひとつ忘れてはならない 歴史があります。明治以来の日本からの移民の歴史であり、その人々に とっては、楽園とは無縁の苦闘の歴史であった事です。 渡辺武経理事が日系二世の人々の記録を残したいと思われたのは、1971年 から1975年までハワイでJAIMS(日米経営科学研究所)の創立に係わり、 初代校長にハワード・ミヤケ弁護士(故人・日系二世部隊に従軍し欧州 戦線で活躍)をお迎えしたのがきっかけです。ミヤケ氏と知り合い、日系 二世の人たちのおかげで、今日の日米関係があるということを悟り、日系 二世の人々とのつながりやその人たちの記録を残したいという思いが、 より深まりました。 渡辺理事が集めた多くの人々へのインタビューを通して、その歴史を 振り返ると共に、改めて、大戦が彼らにもたらしたものが意味すると ころを考えてみようと思います。       3月10日(水)19:00〜21:00 (18:30開場)   日時:3月10日(水) 19:00〜21:00 (18:30開場)   会場:ニフティ株式会社会議室      交通:講師 渡辺武経理事 (ニフティ株式会社特別顧問)      会場 ニフティ株式会社会議室(品川区南大井)         JR京浜東北線大森駅/京浜急行大森海岸駅より下車徒歩5分           (申込みされた方に地図をFAXします)       参加費:外国人会員\1,500 会員&一般外国人\2,000           非会員一般\3,000 学生\2,500      主催 NNPO法人IEO国際交流団体       協力 ニフティ株式会社      申込 3月8日(月)正午まで 定員20名     
件名: Re: [oralhistory2003]満州「植民地」口述史研究家講演会 Wed, 3 Mar 2004 07:08:56 送信者: Tomoyopow@aol.com 受信者: oralhistory2003@yahoogroups.jp 転送歓迎**************************************************************** お茶の水女子大学ジェンダー研究センター・ 21世紀COEプログラム「ジェンダー研究のフロンティア」共催    李小江(リ・シャオジャン) IGS客員教授 公開講演会 戦争体験とジェンダー  ―北東アジア女性口述史研究から― *講演者:李小江教授(Prof. Li Xiaojian) *コメンテーター:成田龍一(日本女子大学人間社会学部教授)            加納実紀代(敬和学園大学国際文化学科教員) *通訳:陳蘇黔 ***********************************************************************       〈ご案内〉 *日時:2004年3月6日(土)午後1時〜4時 *場所:お茶の水女子大学理学部3号館7階701室 (営団地下鉄丸の内線茗荷谷駅、営団地下鉄有楽町線護国寺駅よりいずれも徒歩10分) *参加費:無料 *申込方法:別紙ファックス送信用フォーマットをご利用ください。E-mailで  お申し込みになる場合は、以下のフォーマットを参考に、氏名・連絡先等をはっきりと  わかるようにご記入ください。 *申込締切:3月1日(月) 会場・資料準備の都合上、できるだけ締切日までに  お申込ください。 *申込先:お茶の水女子大学ジェンダー研究センター 3月6日公開講演会事務局宛(宛先を必ずご明記ください) *詳しくはジェンダー研究センターHPにて http://www.igs.ocha.ac.jp/ ************************************************************************      李小江教授送別会のお知らせ 昨年12月末に当センター外国人客員教授として着任された李小江教授の滞在も、 いよいよ3月で終了します。上記公開講演会の終了後、午後5時から、 李小江先生を囲み、懇親を兼ねた送別会を開催いたします。 会場は、本学附属図書館第2会議室です。 なお、送別会への参加費として別途1500円を申し受けます。参加を希望される場合は、 別紙フォーマットを参考に、3月1日(月)までに当センター宛にお申し込み くださいますようお願い申し上げます。 ****************************************************************** FAX送付先: 03?5978?5845 E-mail: igs@cc.ocha.ac.jp 公開講演会「戦争体験とジェンダー」 李小江教授送別会 申込用紙 ●公開講演会(3月6日午後1時から)に   出席する 出席しない ●李小江教授送別会(3月6日午後5時から)に   出席する 出席しない ●氏名 ●勤務先/所属 ●連絡先 Tel   自宅/勤務先(丸で囲んでください) Fax   自宅/勤務先(丸で囲んでください) E-mail 住所   〒 送付先 :お茶の水女子大学ジェンダー研究センター 住所 :〒112-8610 文京区大塚2-1-1 Fax : 03-5978-5845 E-mail: igs@cc.ocha.ac.jp
件名: [oralhistory2003] 日系アメリカ人に関するシンポ案内 Wed, 3 Mar 2004 20:37:33 [2004.3.3事務局通信] オーラルヒストリーの会の皆さま 以下のように竹沢泰子さんより、シンポジウムに関する案内が寄せられましたのお知 らせいたします。 ========================== 日系アメリカ人リーダーシップ・シンポジウム 「アジア系アメリカ人の多様性:連帯に向けて」 主催:独立行政法人国際交流基金日米センター 共催:全米日系人博物館 現代アメリカ社会を、日系人コミュニティという窓を通して浮き彫りにし理解しよう とするシンポジウムの第2回目の企画です。今回は、日系アメリカ人と、彼らも一部 をなすアジア系アメリカ人というより大きなコミュニティとの関係に着目します。 ヨーロッパ系が主流を占め、アフリカ系およびラテン系がマイノリティとして目立つ 存在であるアメリカ社会において、アジア系アメリカ人は統計的には圧倒的なマイノ リティといえます。しかしながら、中国系、韓国系、日系などからなる多様なコミュ ニティを形成し、政治・経済・文化等の諸分野で、近年、目覚しい活躍を見せていま す。アジア系というマイノリティ・グループが米国社会で声を上げていくために、ど のような連帯が目指されているのか、アメリカ社会の第一線で活躍する日系指導者ら と語らいあう機会を設けたいと思います。 ■ コーディネーター  竹沢泰子:京都大学助教授 アイリーン・ヒラノ:全米日系人博物館館長 ■ パネリスト  カーティス・ルークス:カリフォルニア州立サンノゼ大学助教授 キャロル・ハヤシノ:カリフォルニア州立サンフランシスコ大学改善・開発部次長 ロン・マミヤ:シアトル市裁判所判事 マーガレット・カミスキー:ダニエル・イノウエ上院議員法務担当補佐官 デヴィッド・ミネタ:アジア系アメリカ人リカバリー・センター次長 ■ 日時: 2004年3月29日(月)13:30‐16:00 ■ 場所: 国立京都国際会館 Room D * 日英同時通訳あり * シンポジウム後にレセプションを開催します ■申し込み メールまたはファックスにて、お名前、ご所属、ご連絡先を明記の上、独立行政法 人国際交流基金日米センターまでお申込みください。 Fax:03-5562-3504 E-mail:cgpf@jpf.go.jp 問い合わせ: Tel:03-5562-3542
件名: [oralhistory2003] 「日本質的心理学会」設立記念集会のお知らせ Tue, 24 Feb 2004 02:20:36 「日本質的心理学会」設立記念集会のお知らせ サトウタツヤ@立命館大学です。多重投稿お許しください。 以下のお知らせは質的心理学会にご賛同いただいた方にまずお知らせすべき内容ですが、メールに関する技量不足のため、発起人予定者に送ることができたにも かかわらず、会員予定者に送れないという事態になっております。個人的なことですが明日から中国に行くため、取り急ぎ各種MLに流すことをお許しください。 また、この機会に、名称に「心理学」がついていることが「心理学以外の方やその研究」を排除することにならない、ということを強調させてください。話は長く なるので割愛しますが、「質的研究一般学会」などという名称では意味不明ですし、雑誌名称「質的心理学研究」が心理学者以外の方にも読まれているのと同様 (推定1200名)、学会になっても心理学者以外の方にご参集いただきたいと思っておりますし、名称自体はその妨げにならないと考えております。実質的な 学問的サークルを作るためにぜひともご参加ください。 質的研究に御関心をお持ちの皆様へ  このたびは「日本質的心理学会」設立への呼びかけにご賛同いただきありがとうございました。こちらの不手際で連絡が遅くなってしまいましたが、このたび 3/20日に設立記念集会を行うことで意見が一致しました。まだ未定の部分がありますが、ぜひともご参集いただきたく、細かいことが決まる前にお知らせ させていただく次第です。  発起人としてご賛同いただいた方はぜひとも発起人会にご出席いただき、新しい会の組織や体制の出発を見届けていただきたいと存じます。  また、この機会にお仲間をお誘いいただきたく、あらためて「日本質的心理学会」設立への呼びかけのページ http://www.psy.ritsumei.ac.jp/~satot/qp/Seturitu.html をお知らせいたします。 お問い合わせは quality_psychol@yahoo.co.jp までお願いします。 2004/02/24 「質的心理学研究」編集同人一同 (文責・サトウタツヤ) ★設立記念集会案 **************************************************************** 3/20(土) 会場=お茶の水女子大学 http://www.ocha.ac.jp/lib/trans.html 共通講義棟2号館 101室 他 <午前の部> 11:00―11:30 発起人会 (10分 休憩) 11:40―12:30 理事予定者集会(*昼食つき) (20分 休憩) <午後の部> 12:50―13:50(1時間) 鼎談 or 対談「質的心理学の来し方と行方」 (20分 休憩) 14:10―16:30(2時間半) シンポジウム「質的心理学が切り開く地平」 (20分 休憩) 16:50−18:30(1時間40分) 講習会3つ <夜の部> お茶大近所で懇親会予定
件名: [oralhistory2003] 事務局通信(2004.2.20) Fri, 20 Feb 2004 09:24:01 [事務局通信2004.2.20] 中尾知代さんから以下のようなお知らせが来ていますので転載します。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 皆様 (English version below)  お元気でお過ごしでしょうか。そろそろ、春の香りがいたします。  世の中は国・民族・宗教の枠組みで動かされていきますが、だからこそ、今、ひと りひとりの「声」「聞き取り」の細やかさは、とても重要なことだと思われます。 「オンリーワン」「地 上の星」など、歌も、一人ひとりの記憶・体験・記録に着目 してますね。さて、オーラルヒストリー関連の催し、およびJOHA(日本オーラルヒス トリー学会)のお知らせです。   ▼JOHA(日本オーラルヒストリー学会)の交流会議が昨年9月に持たれ、その最初の ニュースレター完成。酒井順子さん、折井美耶子さんの編集の第一号(大会報告号) はウェブ上で読めます。本年は東京で9月開催予定、発表募集HP上でも行われます。 「協会」と「学会」の性格を併せ持つことを目標にしています。 現在、事務局は千 葉大におき、桜井厚さんが担当。会長は吉田かよ子さんです。です。みなさまふるっ てご参加ください。 会長、趣意書、会員募集ほか、どうぞ以下をごらんください。    HPアドレス http://www.ne.jp/asahi/joha/jp/   うまくHPにアクセスできない方、お知らせください。 ▼御茶ノ水女子大学ジェンダー研究センター(IGS) 主催第15回夜間セミナー  グローバル化における通文化的ジェンダー研究の意義と方法  北東アジア女性口述世界史を事例としてーー  李小江   (IGS外国人客員教授・中国大連大学教授)  すでに2回すんでいますが、中国いちばんと言われるフェミニスト、女性史研究家 李さん。  タニ・バーロウさんからもお勧めです。オーラルヒストリーやっている方で  す。どうぞおいでください。  開催場所 御茶ノ水女子大学理学部3号館701号室  2月12日 <方法2)口述インタビュー:生活・生存の質を省察する  北東アジア(中国・日本、韓国)農村女性の事例からーー     コメンテイター:桜井厚   司会 河野貴代美・宮尾正樹 ▽この回は昨日もたれました。「生存の質」「生活の質」を眼目にすえる口述史、ま た日本、中国、韓国の農村の聞き取りを通文化的に考える「口述」史に関する報告で す。  李さんは、これまでチームを組んで農村の女性1000名の聴き取りを行い、『戦 争巻』『時代巻』『民族巻』『文化巻』にまとめています。 桜井さんからのレスポ ンスも、口述資料の歴史的意義、研究者のポジション、インタビュー調査と文献資料 の関係、生存の質とライフストーリの物語性など、興味深く充実したものでした。  2月18日(水)<方法3> 立場の置き換え:多元的文化の差異、衝突、選択を提 示する旧満州(日本植民地)時代の口述生活史を中心にーー     コメンテイター:中尾知代 司会:秋山洋子、舘かおる  この回では、いよいよ、大連の、日本の「満州という植民地」下での記憶に入って きます。  農村における、「米」「食物」を通しての、家庭・女性を通しての植民地支配の記 憶ーー。  私たちは、どう、「立場を置き換え」られるでしょうか。また、西洋諸国の植民地 記憶は? ▼3月6日(土)13時ー16日  戦争体験とジェンダーー北東アジアの序しえ口述史研究からーー  李小江 コメンテーター 成田龍一 加納実紀代    ●申し込みは、指名、勤務先、所属他、連絡先<住所、電話番号、ファクス、メー ル> を明記のうえ、ファクスかメールで申し込んでください。 ファクス: 0359785845 メール:igs@cc.ocha.ac.jp (夜間セミナー参加と明 記してください)  講義概要はIGSホームページ http://www.igs.ocha.ac.jp/ からどうぞ  講義は中国語(李さんは英語も堪能) 日中逐次通訳付。  丸の内線 茗荷谷駅、有楽町線 護国寺駅から徒歩10分  無料、資料代のみ。 ▼その他、四月には、京都を中心にもたれている「オーラルヒストリーの会」の催し もあります。また,ご案内したいと思います。  では、みなさまお元気で。  (このメールは、以前JOHA準備会にご参加くださりメールアドレスを残された方1 および興味を示された方にお送りしています。すでに重複もあるでしょう。不必要な 場合は、どうぞ返信ください)           中尾知代 ************************* Dear Friends, How are you? Spring is near, and we all hope that we can do something to change the tide of the world, don't we? Well, I believe Oral History is an important means to change the static framework of nationalism, ethnocentricsm, etc. Here is some information. * JOHA,(Japan Oral History Association) is established, and please look at the homepage. it is still on an initial stage, but you can have an idea what our first conrenfec was like -- last September. We have the newsletter on Website. We are planning to have next one in SEPTEBER. From next year we would like to have English session, too. You are welcome to read papers. HP address is:  HPアドレス http://www.ne.jp/asahi/joha/jp/ *Ochanomizu Gender Centre (Institute of Gender Studies, IGS)is having serial lecture of Oral History by Professor Li, It has been on Globilisasion, methodology of Oral History: she is a well known feminist, and had done Oral History of 1000 women in countryside/farmers. there have been a very exiting discussion. Yesterday with Prof. Sakurai of Life Story Society (and he is the secretary of JOHA, too) one seminar and one open lectures left: 18 Feb. 'the memory of Manchuria a Japanese colony: how we can show the multicultural point in encouring the "differance". I wish ot comment on POWs' foods problems and rise as self. 6 March 'War Experinece and Gender' Oral History of Women in North East Asia please contact igs@cc.ocha.ac.jp Well, the memories or the war is pariculary urgent as we are loosing everyday those who experienced it. I hope we can stop falloing into the darkness of history, and clarify ----the facts, memory, experience,etc.   Very best wishes, and carry on Oral history! TOMOYO NAKAO Help URL : http://help.yahoo.co.jp/help/jp/groups/ Group URL : http://www.egroups.co.jp/group/oralhistory2003/ Group Owner: mailto:oralhistory2003-owner@egroups.co.jp
件名: [oralhistory2003] 事務局通信 [ Wed, 21 Jan 2004 22:25:40 +0900 ] [事務局通信2004.1.21] 会員のみなさま 寒中お見舞い申し上げます。 年度末で、学生はレポートや論文作成で、教員は学年末試験、卒論や修論の口頭試 問、大学院入試、学部入試と、ご多忙のことと存じます。 さて、12月7日は酒井順子さん(竹沢さん司会)と倉石一郎さん(桜井さん司会) の興味深い報告と突っこんだ質疑が交わされ、第4回の研究会も充実したものとなり ました。(報告要旨につきましては、後ほど掲載します。) 本日は、昨年の最後の研究会の時に世話人会で話し合いました点と4月の研究会の件 で、現在までに決まっている点を報告いたします。 1.2004年度の活動予定  2004年の会の活動は、研究会は以下のように4回開催、院生中心のワーク ショップを1回開催の予定です。予定月とコーディネータは以下の通りです。    ・4月(落合恵美子さん、松田素二さん)    ・7月(西成彦さんか、姫岡としこさん)    ・10月(姫岡さんか西さん)    ・12月(やまだようこさん)    ・9月のワークショップ(南誠さん+4月に募集します) 2.第5回研究会の予定    ・日程  4月24日(土)か25日(日)の午後1時〜5時予定    ・会場  京都大学文学部新棟第3講義室    ・報告者 鵜飼正樹さん(京都文教大学)     *もう一人の報告者は交渉中     *鵜飼さんの代表作:『見世物稼業 安田里美一代記』新宿書房、             『大衆演劇への旅―南条まさきの一年二ヵ月』未来社        3.新刊紹介   松田素二著『呪医の末裔ー東アフリカ・オデニョ一族の二十世紀』講談社、20 03年12月刊行、2400円。  松田さんの新刊が昨年末に刊行されました。ケニアのある呪医一族のライフヒスト リーから、ケニア社会の二十世紀を活写する素晴らしいエスノグラフです。松田さん の大学院生時代から20年以上にわたって継続されたフィールドワークのひとつの結 晶で、前著『都市を飼い慣らす』同様、読み始めるとどんどん引き込まれオデニュ一 族の生活世界のなかをさまようことになります。専門を越え、時代を越えて広く読ま れる珠玉の作品のひとつになるでしょう。  *会員の皆さまの著作や論文は、是非本MLにご紹介下さい。自己紹介でも他者紹 介でも事務局紹介でも構いませんから。 4.JOHA事務局からのお知らせ  昨秋立ち上がりましたJOHA(日本オーラル・ヒストリー学会)の事務局を担当 されている桜井厚さんから、JOHAのニューズレターが送られてきました(昨年末 に)。桜井さん以外でも本「オーラルヒストリーの会」の中心メンバーである中尾さ ん、酒井さん、山本さんが発起人となって立ち上げた学会で、皆さん既にご承知のこ と(あるいは既に入会されている)と思いますが、遅ればせながらニューズレターを 添付ファイルでお送りいたします。  JOHAがますます盛会となることをお祈りしております。 では、以上事務局からのお知らせです。 *****************************************     「オーラルヒストリーの会」事務局 ----------------------------------------- 京都大学留学生センター 蘭研究室  Phone:075-753-2554 Fax:-75-753-2562  E-mail:araragi@ryu.mbox.media.kyoto-u.ac.jp *****************************************
件名: [oralhistory2003] 日系アメリカ人研究国際シンポジウムのご案内 Mon, 8 Dec 2003 07:31:04 送信者: Araragi Shinzo 受信者: オーラルヒストリー・ML 皆様                  事 昨日(12月7日)、第4回研究会が開かれ今回はも大いに盛り上がりました。二報告とも、熱心な報告・質疑が行われ、とても興味深い研究会となりました。後ほど 報告に関する紹介を行いますが、取り急ぎ竹沢さんからの12月13日(土)のセミナーに関するご案内をお知らせいたします。 なお、来年度の活動は以下のように予定しております。皆様の来年度の計画のなかに入れて下さい。   ・第5回研究会−−4月末   ・第6回研究会−−7月   ・第7回研究会−−10月   ・第8回研究会−−12月   ・第1回ワークショップ−−9月中旬 では。 ========================= 日系アメリカ人研究国際シンポジウムのご案内 ニューウェーブ  New Wave 21世紀の日系アメリカ人研究 Studies on Japanese Americans in the 21st Century 2003年12月13 日10am 於:京都大学文学研究科新館第7講義室 At Bungakubu Shinkan Lecture Room #7 主催:京都大学人文科学研究所     「人種の表象と表現をめぐる学際的研究」研究会     京都大学文学研究科 Program 会議は一部日本語で行います。英語の通訳はつきません。 Prelude 10:00-10:15am Welcome Speech Eisaku Kihira (Dean of Department of Letters, Kyoto University) Introduction Brian Masaru Hayashi (Kyoto University) Panel 1: Japanese American Studies in the Rearview Mirror 10:15-11:45 am Chair Masumi Izumi (Doshisha University) Speaker Lon Kurashige (University of Southern California), “Universalism and Exceptionalism in Japanese American Studies: Towards a Historiography” Commentator Yasuko Takezawa (Kyoto University) Panel 2: Migrating to and from Japan 1:00-2:30 pm Chair Rumi Yasutake (Konan University) Speakers Kristina Vassil (University of Michigan), “Writing Between Two Nations: Okina Ky_in`s Sokoku ni Kaeru Ki or A Record on Returning Home” Arthur Nomura (Loyola Marymount University), “Once and Again: Japanese Americans Return to JapanPreliminary Findings” Kyoto Nozaki (Kyoto Sangyo University), “Crossing National Boundaries and the Color Line: A Contrastive Study of Houston’s ‘Tea’ with Ariyoshi’s ‘Hishoku’” Commentator The audience Panel 3: Conceptualizing ‘Race’ and ‘Community’ in the United States 2:45-4:15 pm Chair Toru Onozawa (Kyoto University) Speakers Hiroshi Yoneyama (Ritsumeikan University), “Placing the Japanese Immigrant Community in the Time-Space of Early Twentieth-Century American West: The Nexus between the Japanese Association and the Local Economy” Fuminori Minamikawa (Hitotsubashi University), “Ethno-racial Formation of Japanese Immigrant Community in Los Angeles: A Sociological Perspective” Commentator: Ryo Yoshida (Doshisha University) Panel 4: Globalization and the Future of Japanese American Studies 4:30-5:30 pm Chair Lon Kurashige (University of Southern California) Discussants Brian Masaru Hayashi (Kyoto University) Masumi Izumi (Doshisha University) Yasuko Takezawa (Kyoto University) Fine 6:00pm Participant Profiles Hayashi, Brian Masaru is an Associate Professor at Kyoto University and author of For the Sake of Our Japanese Brethren: Assimilation, Nationalism, and Protestantism among the Japanese of Los Angeles, 1895-1942 (Stanford University Press, 1995) and Democratizing the Enemy: The Japanese American Internment (Princeton University Press, 2004) Izumi, Masumi (和泉真澄)is an Associate Professor at Doshisha University and the author of “Japanese American Internment and the Emergency Detention Act, 1941-1971: Balancing Internal Security and Civil Liberties in the United States” (PhD dissertation in American Studies, Doshisha University, 2003) and co-authored 「戦後日系カナダ人の社会と文化」(不二出版,2003). Kurashige, Lon Yuki is an Associate Professor in History, University of Southern California, Los Angeles, California, the author of Japanese American Celebration and Conflict: A History of Ethnic Identity and Festival in Los Angeles, 1934-1990 (University of California Press, 2002), co-editor of Major Problems in Asian American History (Boston: Houghton Mifflin, 2003), and is at the Law Department and the Department of Letters, Kyoto University on a Fulbright Commission grant. Minamikawa, Fuminori (南川文里)is a postdoctoral Research Fellow at the Japan Society for the Promotion of Science, Hitotsubashi University. His publication includes「エスニック・タウンにおける人種編成:1910年代末ロスアンジェルス日系移民による矯風運動を中心に」(英文タイトルRacial Formation in the Ethnic Town: Little Tokyo and the Moral Reform Campaign in the Late 1910s)『アメリカ史研究』26号(2003). Nomura, Arthur Ikuo is a Professor of Film and Television at Loyola Marymount University, Los Angeles, California, an Emmy Award nominee (1984, 1993) film producer of Buckaroo Boy (1996), Asian Pacific American Heritage Promos (1995), Digital Mandela (1994), and Getting Along (1992). He is currently an at-large researcher in Japan on a Fulbright Commission grant. Nozaki, Kyoko Norma (野崎京子)is a Professor at the Department of Intercultural Studies, Kyoto Sangyo University, Kyoto, and is the author of Singing My Own Song (Yamaguchi Shoten, 2000); 「異文化のはざまでーアメリカン・ディアスポラたち Three Short Stories by Jhumpa Lahiri」 (山口書店, 2003); and co-authored, 「日系アメリカ文学 :三世代の軌跡を読 む」(創元社、1997), アジア系アメリカ文学:記憶と創造」(大阪教育図書、2001),「戦後日系カナダ人 の社会と文化」(不二出版,2003). Onozawa, Toru (小野澤透) is an Associate Professor in the Department of Letters, Kyoto University and is the author of numerous articles on US foreign policy during the Cold War Takezawa, Yasuko (竹沢泰子)is an Associate Professor in the Institute for Research in Humanities, Kyoto University, the author of Breaking the Silence: Redress and Japanese American Ethnicity (Cornell University Press, 1995), 『日系アメリカ人のエスニシティ』(東京大学出版局 1994), and is the editor for 『人種概念の普遍性を問うー植民地主義、国民国家、創られた神話』人文書院、印刷中 ). Vassil, Kristina Sakamoto is a PhD candidate in Japanese Literature at the University of Michigan and is currently researching Japanese immigrant literature at Kyoto University on a Ministry of Education fellowship. Her dissertation project is entitled Tales of Issei: Writing Between Japan and America 1885-1924. Yasutake, Rumi (安武留美)is an Associate Professor at Konan University and the author of Transnational Women's Activism: Linking the United States, Japan, and Japanese Immigrant Communities in California, 1859-1920 (New York: New York University Press, 2004). Yoneyama, Hiroshi (米山裕)is a Professor in History and the Director of the Center for American Studies at Ritsumeikan University. He has written numerous articles on the pre-WWII Japanese community in Los Angeles and is currently working on a project on the Japanese Associations and similar “public” organizations in the Japanese communities in southern California. Yoshida, Ryo (吉田亮)is a Professor at Doshisha University and the author of 『アメリカ日本人移民とキリスト教社会』(日本図書センター、1995).
件名: [oralhistory2003] 第3回オーラルヒストリー研究会 参考文献のご案内 Thu, 2 Oct 2003 19:23:56 みなさま 10月5日の「喪失の語り」発表にかかわる、やまだ関係ぶんの参考文献リストで す。この内容をすべて発表するというわけではないですよ、もちろん。でも、何かの お役に立てれば幸いです。では、当日お会いできるのを楽しみに。 やまだようこ  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 第3回 オーラルヒストリー研究会 2003.10.5 喪失から生成への語り  やまだようこ(京都大学大学院・教育学研究科) (おもな関連参考文献)  <書籍> やまだようこ 編 2000 『人生を物語る −生成のライフストーリー』ミネルヴァ 書房 無藤・やまだ他編 『質的心理学研究』1号、2号 新曜社 やまだ・西平監訳 フリードマン『エリクソンの人生 上下』新曜社 小嶋・やまだ編 『生涯発達心理学』放送大学出版協会 Aubin, McAdams etc. (Eds.) The generative Society -Caring for future generation. American Psychological Association やまだようこ編 『この世とあの世のイメージ』金子書房(印刷中)  <論文など> やまだようこ1998 いない母のイメージと人生の物語 濱口惠俊編『世界のなかの日 本型 システム』 新曜社 pp.281-300. 山田洋子1998 たましいの形 ーこの世とあの世の移行表象 濱口惠俊編『日本社会 と は何か』日本放送出版協会 pp.206-221. やまだようこ2000 日本文化の生命循環と生涯発達観 小嶋秀夫・速水敏彦 本城秀 次 編『人間発達と心理学』 金子書房 pp.106-115. やまだようこ2000 死にゆく過程と人生の物語 カール・ベッカー編 『生と死のケ   アを考える』法蔵館 pp.45-65. やまだようこ・加藤義信1998 イメージ画にみる他界の表象 ーこの世とあの世の位 置 関係 京都大学教育学部紀要 44, 86-111. やまだようこ1998 生涯発達心理学に「死生観」と「循環する時間」を 発達、 76,18-22 ミネルヴァ書房 やまだようこ他 1999人は身近な『死者』から何を学ぶか:阪神大震災における友    人の死の経験の語りより  教育方法の探求 2, 61-71. 京大教育学研究科 やまだようこ・田垣正晋・保坂裕子・近藤和美 2000 阪神大震災における「友人の 死の 経験」の語りと語り直し 教育方法の探求 3,63-81. 京大教育学研究科 やまだようこ 2000 人生を物語ることの意味 −なぜライフストーリー研究か?  教育 心理学年報39,146-161. Yamada Yoko&Kato Yoshinobu 2001 Images of the soul and the circulatory cosmorogy of    life: Psychological models of folk representations in Japanese and French youths' drawings.   京都大学大学院教育学研究科紀要  47, 1-27. やまだようこ 2001 エリクソンの子どもたちと生成継承性 藤田英典・黒崎勲・片 桐  芳雄・佐藤学編 教育学年報8 子ども問題 世織書房 pp25-48. やまだようこ 2002 なぜ生死の境界で明るい天空や天気が語られるのか? −質的 研究 における仮説構成とデータ分析の生成継承的サイクル 質的心理学研究 1,  70-87.  新曜社 Yamada Yoko 2002 Models of life-span developmental psychology: A construction of the generative life cycle model including the concept of "death." 京都大学大学院教育学研  究科紀要48, 39-62. Yamada Yoko 2003 The generative life-cycle model: Integration of Japanese folk images and generativity. Aubin, McAdams etc. (Eds.) The generative Society -Caring for future  generation. American Psychological Association. P.p. 97-112. Help URL : http://help.yahoo.co.jp/help/jp/groups/ Group URL : http://www.egroups.co.jp/group/oralhistory2003/ Group Owner: mailto:oralhistory2003-owner@egroups.co.jp

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