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研究紹介

ジェンダー/セクシュアリティ
gender/sexuality

  
『家族解体狙い愛国心もない』
悩める『現代』の心をつかむ?

 地方自治体での「男女共同参画」をめぐる逆流が強まる中、自民党が参画理念と密接な「ジェンダーフリー教育」の撤廃に向けてプロジェクトチーム(PT)を 立ち上げた。「過激な性教育」批判を皮切りに、伝統的家族観の復権という狙いが垣間見える。応援団は「新しい歴史教科書」の支持者とほぼ同一だ。深層では、 「愛国心教育」にも通じる政治的攻防が演じられている。(田原拓治)

■性教育の調査で誘導的な注釈も
 「行き過ぎたジェンダーフリーは明らかな間違い。彼らは結婚・家族の価値を認めない。これは社会、文化の破壊で看過できない」
 五月二十六日、自民党本部で開かれた同党の「過激な性教育・ジェンダーフリー教育実態調査PT」 のシンポジウムで、座長の安倍晋三氏はこう力説した。
 従来も個人の議員レベルでの「ジェンダーフリー」批判はあった。だが、自民党がPTを設けた意味はパネリストの一人で都の元教員、鷲野一之氏の次の言葉に集約 される。「彼ら(推進派)は(略)家族解体を狙っている。歴史と伝統の破壊で、皇室への敬愛、愛国心もない。(略)問題教員はただ異動されるだけで組合が守って いる。これに対抗するには、政権政党である自民党しかない」
 PTは五月の初会合後、ネット上で六月二十日までアンケートを行った。質問は「過激な性教育」「ジェンダーフリー教育」「家庭科教育の問題」をテーマに十四 項目。気になるのは多くの設問に補足された誘導的な注釈部分だった。
 例えば「体育や水泳などの着替えは男女同室か」という質問の下には「高校でも着替えを同室でしている学校があります」とある。
 この情報は一昨年一月、九州の高校を取り上げ、週刊誌が報じた。しかし、同校の教頭は取材に「完全なデマ」と不快感を示した。
 ほかにも「林間学校などで男女同室か」の項目では仙台市の例が挙げられた。だが、同市教育委員会の職員は「小学校五年生の野外活動で、二年前までは男女一緒の 班ごとにカーテン付き二段ベッドを数台置いた部屋を割り当て同宿させていた」が、「現在はない。旧(ふる)い慣例が続いていただけで、性教育とかジェンダーフリー などとは無関係」と当惑を隠さなかった。
 「ピル(経口避妊薬)の服用をすすめるような教育」の欄では、アンケートの途中で注釈が変わった。当初は「WHO(世界保健機関)で十代の服用は禁止」と記されて いたが、事実無根と日本産婦人科医会などが抗議し、削除された。
 この「教育」は二年前に回収された中学生向け性教育パンフレット「ラブ&ボディBOOK」(母子衛生研究会作成)を指す。ピルの紹介はあるが、慎重な性行動を 促しており、「すすめるよう」には読めない。
 だが、政権党やその議員の指摘は力になる。八年前から妻の浮気で別居中の夫婦が離婚できるか、という問いを記した高校生用の家庭科教科書は「離婚を勧めている」と 指弾され、出版社は来年度からこの部分を「(出生後)何日以内に出生届を出さなくてはならないか」に変えるという。
 ちなみに、自民党PTの設立経緯や各種設問への問いなどについて、PTと事務局長の山谷えり子参院議員に取材を 申し入れたが、「質問のニュアンスは議員の思いと異なる」(同議員事務所)と拒まれた。
 「お父さんは、ペニスをお母さんのワギナにくっつけて、せいしが外にでないようにとどけます」(大阪府吹田市で使われていた小学生低学年用の副読本)
 ことし三月、山谷氏が国会で「不適切教材」としてやり玉にあげた一例だ。吹田市教育委員会によると、この副読本は一九八八年の初版以来、教員グループが地元医師 会長らの監修を受け、作られてきた。昨年七月、一部保護者のクレームから、文部科学省の指摘を経て現在、検討中という。
 性行動の低年齢化に伴って、氾濫(はんらん)する性情報から子どもたちを守るため、科学的な情報の提供は不可欠と推進派が主張する一方で、山谷氏は「年齢にふさわ しい」教育、さらには純潔教育の重要性を説いてきた。
 性教育問題は自民党PTが活動の柱とする「ジェンダーフリー教育」撤廃の主張にも絡む。ジェンダーとは生物学的な性を指すセックスに対し、社会、文化的な性を 指す。「旧い因習」とみるか、「伝統」とみるかはさておき、それらに縛られず、女性の自立や社会進出を促す意味合いで「男女共同参画」の論議でも多用されてきた。
 その意義について推進派の名古屋市教員、岡崎勝氏は教育現場では「サッカーは男子だけとか、男子が 編み物クラブに入りにくいというクサリを解く」ために必要と指摘する。一方、女性の自立と性教育が密接なのは「出産の自己決定権も含め、自分の体を知ることは自立 への第一歩」(日本家族計画協会の芦野由利子氏)という側面からだ。
 こうした考えに保守派は強く反発してきた。とりわけ、国会議員懇談会に衆参両議員の三分の一を擁する改憲勢力の「日本会議」や「神道政治連盟(神政連)」は「女性を 不幸にする男女共同参画条例」(日本会議のホームページ)と、推進派を非難、選択制夫婦別姓にも反対してきた。
 ちなみに自民党PT座長の安倍氏は神政連の事務局長、山谷氏は副幹事長を務め、PT会合で講師を務めた高崎経済大学の八木秀次助教授(憲法学) は「新しい歴史教科書をつくる会」会長を務める。

■『女性の自立、社会進出促す』
 「性」をめぐる問題が一見、無縁に見える「愛国心教育」「靖国問題」にも通じるのは家族、さらには国家観につながるためだ。
 山谷氏のホームページにも紹介されている元郵政省幹部、光原正氏は「人類は(生物学的な)男女の差異に基づき、相互に補完し協調する文化を歴史的に形成してきた。 伝統的家族の形態はその典型である(男は外で働き、女は家事・育児を行う共存関係)。ジェンダー平等はこの文化を正面から否定する」「武士道、(略)神話以来の文化 的伝統を破壊」(日本会議首都圏地方議員懇談会のホームページから)と説く。
 これは今年、採択が焦点となる「新訂版・新しい公民教科書」(扶桑社、代表著作者・八木秀次氏)の「個人が家族より優先されると(略)家族の一体感が失われ(略) 家族の絆(きずな)の弱まりは社会の基盤をゆるがしかねず」という文脈にも通じる。

■「男女共同参画」改正論議に直結
 論議は性教育にとどまらず、本年度改定予定の男女共同参画基本計画や男女平等を定めた憲法二四条の「改正」につながる。性教育に携わる都の教員の一人は戸惑い つつ、こう指摘した。
 「不況で苦しむ男たちは家族や国家の未来に自己を重ねがち。パートや育児に疲れた女性も理想の母親像にすがる。保守派の声高さは意外と浸透しやすい」

東京新聞 特報 2005.07.02
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20050702/mng_____tokuho__000.shtml



■ 参考
自民党
「過激な性教育・ジェンダーフリー教育実態調査プロジェクト」 (座長・安倍晋三
 自民党は男らしさと女らしさを認めます。

山谷えり子参議院議員(自民党)
政策理念
 行き過ぎた「ゆとり教育」と「性教育」にストップをかけます。男女の区別は差別というジェンダーフリー教育をやめ、道徳教育、生命尊重教育、宗教情操教育の 充実を図ります。


  
Subject: Gender Sexuality Forum 2004@Rits
Date:Thu, 21 Oct 2004 02:26:36

転送・転載大歓迎!!
世界よ、追いついて来い! 変態上等!!
まだ誤解してんの? ジェンダーフリー
Gender Sexuality Forum 2004@Rits

◆学生の手による、複合的フォーラムが実現!

 トークショー・パネルディスカッション・パレードなど、色々な視点から「ジェンダー・セクシュアリティー」を楽しもう! 参加者には素敵な記念品をご用意。 恋愛・就職・セーファーセックスなど、皆が気になる話題を超豪華メンバーが語る! この秋、「楽しい/新しいジェンダー・セクシュアリティーの世界」を体験 しませんか?

◆11月21日(日)学園祭2日目・立命館大学衣笠キャンパスにて(入場無料)
  12:00〜12:10  オープニング         (以学館1号ホール)
  12:10〜13:10  トークショー           (   〃    )
  13:20〜15:10  パネル・ディスカッション   (   〃    )
  15:40〜16:50  レインボー・パレード    (中央広場ステージ横から出発)
  17:00〜18:00  活動交流           (以学館31号教室)

トークショー:橋口亮輔映画監督(『ハッシュ!』他)
パネリスト:伊藤公雄先生(大阪大学教授)
       斎藤真緒さん(立命館衣笠総合研究機構ポストドクトラルフェロー)
       二宮周平先生(立命館大学教授)

 アピール行動としてのレインボー・パレードでは、セクシャルマイノリティー等の当事者性を問わず「男だってパフェが好き」のような身近なアピールを掲げ、 共生への願いを込めて歩きます。「学内に託児所がほしい」など、大学に対するアピールも歓迎。R−1(学園祭イチオシ企画)団体「和太鼓ドン」とのコラボ も実現して、音楽あり、衣装ありで賑やかに行います。参加して損なし!

主催:立命館大学 Gender Sexuality Project
協賛:相模ゴム工業株式会社 オカモト株式会社

「QWEEK」関西クイア・ウイークにも参加しています
 
■連絡先はこちら
MAIL g_s_p000@hotmail.com
HP  http://www.geocities.jp/rits_gsp/
TEL 075−465−8261 〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1 立命館大学文学部自治会GSP(代表・吉野靫)


  
Subject: STOP! 憲法24条改悪キャンペーン キックオフ集会
Date:Sat, 16 Oct 2004 18:00:30

転載歓迎
男女平等と個人の尊厳を憲法から消させない!!
STOP! 憲法24条改悪キャンペーン キックオフ集会

11月5日(金)18:30
東京ウィメンズプラザホール

◆基調講演「24条改悪のねらいは?」植野妙実子さん
(憲法学、著書に『「共生」時代の憲法』『フェミニズム国際法学の構築』(共著)など)
◆リレートーク:江原由美子さん、吉武輝子さん 他
◆コント:ザ・ニュースペーパー

■ 知っていますか?
 「男女平等を定めた憲法24条を見直すべきだ」という声が、自民党や右派の一部から出ています。「いまの日本は個人優先のいきすぎ。家族・共同体・国家への奉仕を 義務づけるべきだ」というのです。でも考えてみてください。男女が平等でなく人権も認められない家族だったら、どんなに息苦しいか。改憲案は、現実の家族や国家の なかに存在している差別、抑圧、暴力を正当化し、力で押さえこもうとする試みなのです。
 戦前の日本では、女性は無権利状態におかれ、家長の所有物にすぎませんでした。婚姻・家族を「男女の本質的平等と個人の尊厳に立脚すべき」と定めた日本国憲法 第24条は、人権と平等を実現するための不可欠の基盤です。24条改悪のうごきを阻止するために、STOP! 憲法 24条改悪キャンペーンをスタートさせました。人権と平等の ために行動する人たちの、ゆるやかなネットワークです。大きく広げていきましょう。

■ キャンペーンに参加してください!
 添付の共同アピールに賛同してください。
 賛同金でキャンペーン活動を支えてください。
 まわりの人たちに伝えてください。
 あなたの地域・グループで取り組んでください。
 いっしょに行動していきましょう!

 今後の予定はホームページで!
http://blog.livedoor.jp/savearticle24/

■ 呼びかけ人
 石坂啓(漫画家)、江原由美子(東京都立大学教授)、戒能民江(お茶の水大学教授)、神田香織(講談師)、河野美代子(産婦人科医)、清水澄子(元参議院議員)、 角田由紀子(弁護士)、中島通子(弁護士)、羽田澄子(記録映画作家)、樋口恵子(評論家)、秀嶋ゆかり(弁護士)、三木睦子(アジア婦人友好会会長)、吉武輝子 (作家)、中山千夏(作家)、若桑みどり(美術史家)

■ 男女平等を憲法から消すな! STOP! 憲法24条改悪キャンペーン
E-mail: savearticle24@yahoo.co.jp FAX:03-3463-9752
東京都渋谷区桜丘14−10−211(電話:03-3780-5245)

男女平等を憲法から消すな!
憲法24条の改悪を許さない共同アピール

 日本国憲法制定・施行以前の日本では、女性は男性と同等の権利を認められず、家長の所有物でしかありませんでした。平和主義、国民主権、基本的人権を柱とする 新憲法のもと、24条は、婚姻は両性の合意のみに基づいて成立し、夫婦は同等の権利を有し、婚姻・家族に関わる法律は個人の尊厳と両性の本質的な平等に立脚すべきと 定めました。この条項は、不十分ながらも、家族における人権と平等を実現するための不可欠な基盤となってきました。

 ところが自由民主党の憲法改正プロジェクトチームは、2004年6月10日発表の「論点整理(案)」において、「家族や共同体の価値を重視する観点から」、両性の平等を 定めた憲法24条の見直しを提言しました。男女平等へと確実に動いてきた国際社会の流れを正面から否定する時代錯誤の改憲案が、ほかならぬ政権党から示されたことに、 私たちはたいへん驚き、つよい危機感を抱いています。また、今年5月3日に発表された読売新聞の改憲試案では、現行の条項の前に、「家族は社会の基礎として保護され なくてはならない」という条項を挿入することを提案しています。

 私たちは、家族や共同体の価値を優先し、個人の尊厳と自由、両性の平等を否定するような、いかなる憲法改正案にもつよく反対します。女性たちは、男女の不平等に もとづく夫や恋人からの暴力について、ようやく声を挙げることができるようになったばかりです。家族という形を維持するために、女性だけでなく、子ども、性的 マイノリテイ、障がい者などの人権も抑圧されてきました。家族や共同体の価値を、個人の人権と両性の平等よりも優先することは、現実に存在するこれらの抑圧と暴力を 正当化し、力で押さえ込むことに他なりません。さらに、個人の人権よりも共同体や国家への奉仕を優先させる考え方は、国家総動員体制、戦争という究極の暴力へと つながることになります。

 家族のかたちを国家が定め、それを個人に押しつけたり、介入したりすることは許されません。私たちは、家族や共同体の価値の尊重を口実に、個人の人権と男女平等を 否定する改憲案につよく抗議し、女性の人権を否定するいかなる動きに対しても妥協せず、行動することを呼びかけます。

◆以下のフォームをメール savearticle24@yahoo.co.jp かFAX 03-3463-9752 にてご返信ください。

「男女平等を憲法から消すな!憲法24条の改悪を許さない共同アピール」に賛同します。
お名前:
肩書き(あれば):
お名前と肩書きの公表: 可/不可
(どちらかに○をつけてください)
賛同金 団体/個人(  )口振り込みます。(どちらかに○をつけ数字を書き込んでください)
振込先:郵便口座 00130-4-354308
「24条キャンペーン」「賛同金」としてお振込みください。団体:1口3000円、個人:1口1000円です。


  
Subject: ジェンダーセクシュアリティフォーラム
Date:Tue, 21 Sep 2004 13:12:32

 11月21日に「ジェンダー・セクシュアリティフォーラム」というのを企画しています。学生だけでなく、多くの市民運動関係者や関心のある人たちに関わって欲しいと いうことですので、ぜひ、お時間のある方はご協力ください。以下は、GSP代表 吉野さんが作成した趣旨文です。
ジェンダー・セクシュアリティーフォーラムのご案内と、ご協力のお願い

GSP代表 吉野 靫

前略

 私たちは、立命館大学で活動する「GSP/Gender Sexuality Project」という団体です。GSPは、ジェンダーが原因となって起こる学内の様々な問題を 把握し、「大学の構成員ひとりひとりの性が尊重される快適な環境をつくる」「様々な視点から学生の心身の健康をサポートする」など、広範なピア・サポートを 目的に活動しています。

 この度、ひとまずの結節点として、立命館大学学園祭二日目に「ジェンダー・セクシュアリティーフォーラム2004立命館」を開催する運びとなりました。この企画 は、ジェンダー・セクシュアリティーの問題に特化した内容となっており、トークショー&パネルディスカッション・レインボーパレード・活動交流の三部構成を 予定しています。若年層に広くこの問題の認知を呼びかけるとともに、近畿圏でジェンダーに関わる活動をしている大学生を招き、活動する学生のネットワークの 基盤をつくる狙いもあります。またレインボーパレードは飛び入り自由の柔軟なものとして、各方面へのアピール行動に位置づけております。

 現在わたしたちは、このフォーラムに参加してもらえる学生団体を探して、近畿圏全体に呼びかけているところですが、大学に登録していない団体も多く、また 絶対数も多くないため、難航しているのが現状です。そこで不躾なお願いとは承知しているのですが、このような活動に携わっている学生に繋がりをお持ちでしたら、 ぜひ紹介していただけないでしょうか。個人・サークル・プロジェクトなど形態は問いません。近畿圏の大学生(もしくは院生)で、ジェンダー・セクシュアリティーに 関して何らかの活動を行っていることのみが条件です。活動内容も、リプロダクティブヘルス、フェミニズム、メンズリブ、セクシャルマイノリティーなど、多様な テーマを受け付けております。

 また、重ねてのお願いなのですが、もしこのフォーラムの趣旨にご賛同頂けましたら、ぜひ「賛同人」として、情宣等にご協力を頂けないでしょうか。ポスターの掲示、 HPへのリンクなどをお願いできれば大変有り難く思います。企画当日もぜひ、皆様お誘いあわせあわせの上、お運び頂ければ幸いです。お忙しい中、大変お手数とは 存じますが、何卒ご協力お願い致します。                    

草々


   
連絡先:立命館大学GSP 吉野靫
MAIL ll009014@lt.ritsumei.ac.jp
HP   http://www.geocities.jp/rits_gsp/



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