HOME(Living Room)
>Who

中島 みゆき

なかじま・みゆき

NAKAJIMA MIYUKI OFFICIAL SITE「でじなみ」
http://www.miyuki.jp/


シンガーソングライター・詩人

■プロフィール
 札幌市出身。'75年「アザミ嬢のララバイ」でデビュー。同年、世界歌謡祭「時代」でグランプリを受賞。'76年アルバム「私の声が聞こえますか」を リリース。2005年10月現在までにオリジナル・アルバム33作品をリリース。アルバム、ビデオ、コンサート、夜会、ラジオパーソナリティ、TV・映画の テーマソング、楽曲提供、小説・詩集・エッセイなどの執筆と幅広く活動。日本において、70年代、80年代、90年代、2000年代と4つの世代(decade)で、 チャート1位に輝いたアーティストは、中島みゆき、ただ一人である。

cf. http://www.yamaha-mf.or.jp/art/artist/miyuki/



■リンク
中島みゆき研究所  ◇Music City WEB   ◇私的中島みゆきの情景  ◇みゆきさん工房
中島みゆきさん、おひさしぶり。 -- ダ・ヴィンチ編集部ほぼ日刊イトイ新聞共同企画
ヤマハミュージックメディア  ◇ヤマハミュージックアーティスト   ◇全くの初心者による中島みゆき全曲解説



『生きて泳げ 涙は後ろに流せ』
■演目
三代目魚武濱田成夫 「ファイト!」「サーモン・ダンス」   ◇坂本美雨 「空と君のあいだに」「銀の龍の背に乗って」   ◇小泉今日子 「4.2.3」 (朗読)   ◇浜田真理子 「アザミ嬢のララバイ」「世情」   ◇小泉今日子 「夢の代わりに」 (朗読)   ◇浜田真理子 「かもめはかもめ」   ◇斉藤和義 「時代」「キツネ狩りの歌」   ◇手嶌葵 「心守歌」「ホームにて」   ◇リクオ 「彼女の生き方」「流浪の詩」   ◇窪塚洋介 「線路の外の風景」(朗読)「無限・軌道」 (朗読)   ◇一青窈 「時代」「しあわせ芝居」「春なのに」   ◇金子マリ 「後悔」「ヘッドライト・テールライト」   ◇三代目魚武濱田成夫 「狼になりたい」



■男は欲張り! 濃厚“みゆき節”全開の恋愛トーク 23日文化放送
 シンガー・ソングライターの中島みゆき(53)=写真=が、23日放送の文化放送「女の一代記〜中島みゆきをききながら〜」(前9・00)で自身の恋愛観を語って いる。フジテレビ系3夜連続ドラマ「女の一代記」(24−26日、いずれも後9・00)の主題歌を手掛けた ことから企画された番組。「男の人は(過去の恋愛を)引きずる」「欲張り」などみゆき節が全開だ。

 女の深い業を歌って人気のみゆき。このほど東京・新宿区の同局で行われた収録では、豊かな?経験を生かした恋愛観を約1時間にわたって語り尽くした。
 番組は、フジのドラマ「女の一代記」の主題歌「命のリレー」をみゆきが歌うことから企画されたスペシャル番組で、みゆきのほか、同ドラマの主演女優や モデルとなった瀬戸内寂聴さんが“女”“人生”“愛” について語る内容だ。
 野村邦丸アナウンサーから、恋愛のたびに女性が強くなるのはなぜ?と聞かれ、みゆきは「男の人は(過去の恋を)引きずるのかもしれませんね。女の人は多分、 ある人で終わったら本当に終わってるんですよ。終わったら(相手のことは)嫌いなの」と歯切れよく即答。「男の人は前の人も、前の前の人も、前の前の前の人 も、ず〜っと好きなんだもん。欲張り。だからこじれるのよ」と深い洞察力を発揮、思わずうなる恋愛観を披露した。
 「女の一代記」は故杉村春子さん、故越路吹雪さん、寂聴さんの波乱に満ちた生涯をそれぞれ米倉涼子、天海祐希、宮沢りえが演じる。もしみゆき自身を題材に した「女の一代記」をやるとしたらという質問に、「そんなに私ありませんもん。(ドラマにするような)ネタが」と照れ、「やるなら男の人にやってもらいたい。 どうでしょう? KABA・ちゃんとか。結構味があると思いますよ」と主演を“指名”。おちゃめな一面をかいま見せた。
 番組構成の都合上、みゆきの恋愛トークは約30分になる予定だが、それぞれの語りの合間に「命のリレー」をはじめとするみゆきの曲を流す予定といい、濃厚な 女たちによる濃厚な2時間になりそうだ。

◇12.28「プロジェクトX」最終回に
 みゆきは12月28日放送のNHK「プロジェクトX 最終回スペシャル『地上の星たちへ』」(後7・30)にも出演。同番組主題歌で、オリコンシングル チャートに174週連続で100位入りし、歴代ロングセラー記録を達成した曲「地上の星」を歌う予定。

cf. http://www.sanspo.com/geino/top/gt200511/gt2005112001.html



■中島みゆき 初めてNHKスタジオで歌う 裏話披露も
 シンガー・ソングライターの中島みゆき(53)がデビュー30年で初めて東京・渋谷区のNHKで歌った。
 同局の人気番組「プロジェクトX」の最終回(12月28日後7・30)のエンディングに登場するため。収録は23日に 同局スタジオで行われ、エンディング曲「ヘッドライト テールライト」を歌唱。白いブラウスに銀のスカート姿で、歌い終えると番組スタッフから盛大な拍手が 鳴った。
 その前には、同局FM「サウンド・ミュージアム」(27日後7・20)にゲスト出演。02年に黒部ダムのトンネルからの中継で出場した紅白歌合戦の秘話を膳場貴子 アナに初めて明かした。有名な歌詞を間違えたシーンについて「実は段階を追って間違ってて、いきなり(音がマイクに反響する)ハウリングを起こして心臓バクバク に。その後も立ち止まるシーンで歩いちゃって。これをどこで取り返してとか考えてたら、頭が真っ白に。適当なこと歌っちゃえーいと…」と経過を説明。念のため カンニングペーパーも用意していたが「(照明の)逆光で見えなかった」と笑った。

cf. http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/music/news/20051125spn00m200007000c.html



元気ですか。 どうしていますか。
きょうは ひとりぽっちでいませんか。

いいことって、小さないいことって、毎日ほんとに いくつもいくつも
いっぱい あるんだね。

けれど、とてつもなく大きな 悲しいことも、
やっぱり どうしようもなく あるんだね。

明日なんて わからないし、
どんなに 今日はいい日でも、 一秒後には  炎の中かもしれないし、

まるで 真っ白な霧の中、いつだって、いまにも  断崖に向かって
踏み出しているかも しれないんだね。

けど、
まっすぐに 空を見て
足を踏み出せたら って、

なかなか できそうもないけどさ、   だから、さ、
なおさら、  そうしたいと    思うんだ。

たとえばあんたも ひとりぽっちなら、
あたしはきっと そうやって あんたに手を出すよ。
きっと そうやって 本気で あんたに 手を出す。  わかるかい。

                      親愛なる者へ   中島みゆき

1979 アルバム『親愛なる者へ』ライナーノーツより



p46
6 能書き
自由という能書きが もてはやされたことがあったな
その前は 思想というのもあった
平和というのもあった
明るいというのが はやった頃もあったな
それから個性というのもあった
ゆとりというのが 取り沙汰された頃もあったな
自分らしいというのもあった

遊びだよ
ないものを言い当てる遊びだ
結局どれも ないものねだりだ
実際に人間がやることは なんの変わりもありはせんな


p105
22 ひとりぽっちの闘い
ケガした時は  ひとりぽっちの闘いなんです
どこにも手分けすることができないんです
つらさを他人に伝えても つらい人を増やすだけなんです
放っておいて下さいと振り払っておきながら
放っていく人を薄情者と憎みつつ
結局ひとりで闘うよりほかないんです

ひとりぽっちの闘いは  ぶざまなものです
ぶざまな姿を人に見られたくはないんです
でも 誰かまだ後ろ向いてでも傍にいてくれるかどうかを
時折 探して見るんです
痛いよりも 苦しいよりも 怖いよりも
闘う人は  さみしいんです

2001 詩集『ウィンター・ガーデン』幻冬舎



アーカイヴ  ◇研究紹介  ◇50音順索引  ◇人名索引  ◇目配り人名索引  ◇リンク  ◇掲示板

HOME(Living Room)