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大河内 一雄

おおこうち・かずお

免疫血清学・ウイルス学

■功績
　B型肝炎ウイルスの発見者の一人。HTLV-I が血漿の輸血では感染せず、全血など白血球成分を含む血液製剤で感染することを示した。

■訃報
2007/10/10-23:38 大河内一雄氏死去（九州大名誉教授・免疫血清学、ウイルス学）
　大河内　一雄氏（おおこうち・かずお＝九州大名誉教授・免疫血清学、ウイルス学）１０日午前７時１１分、脳こうそくのため千葉市の自宅で死去、７９歳。 千葉市出身。葬儀は１１日午後１時から近親者と大学関係者で執り行う。喪主は二男二郎（じろう）さん。
　８３年発足の厚生省（当時）エイズ研究班で、エイズウイルス（ＨＩＶ）汚染の危険があった非加熱血液製剤から安全なクリオ製剤の使用を主張し、 班長だった故安部英元帝京大副学長と対立。９６年には、薬害エイズ問題で国会に参考人として招致され、同省の対応を批判した。（了）

http://www.jiji.com/jc/c?g=obt_30&k=2007101001074
時事ドットコム


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