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福祉社会学会
ニューズレター2011

http://jws-assoc.jp/


WS Newsletter号外(福祉社会学会111111)
2011年11月11日 金曜日 午後7:15

                           11.11.11
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■■■ 福 祉 社 会 学 会 ニ ュ ー ズ レ タ ー 号外 ■■■
Japan Welfare Sociology Association Newsletter

                http://wwwsoc.nii.ac.jp/jwsa/
                E-mail: ws@univcoop.or.jp
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●号外内容
■第33回研究会(2011.11.24)のお知らせ
■外部研究会のお知らせ(日本法政学会第2回国際シンポジウム)

■第33回研究会(2011.11.24)のお知らせ
(第6回社会政治研究会(Social Politics Forum)と共催)
 福祉社会学会第33回研究会を,下記の通り開催します。奮ってご参加ください。
●概要
日時:2011年11月24日(木)17:30〜20:30
場所:名古屋大学全学教育棟(情報文化学部)北棟4階406(多目的講義室)
http://www.env.nagoya-u.ac.jp/contact/map.html  左下の「情報文化学部」4階に上がり、エレベーターを降りて左手へお進み下さい)
●内容
《第一報告》
山田壮志郎(日本福祉大学)「貧困ビジネスの現状と社会福祉政策の課題」
《第二報告》
伊藤恭彦(名古屋市立大学)「世界の貧困問題と富裕国の責任――グローバルな正義の射程」

飛び入り参加も歓迎いたしますが、準備の都合上、事前に上村(kamimura★lit.nagoya-u.ac.jp ★を@に変えてください)まで御一報いただければ幸いです。 なお、終了後の懇親会もぜひ御予定下さい。

【運営委員】
大岡頼光(中京大学)
上村泰裕(名古屋大学)
田村哲樹(名古屋大学)
山岸敬和(南山大学)

■外部研究会のお知らせ(日本法政学会第2回国際シンポジウム)
 標記のお知らせが届いています。詳細は下記をご覧ください。お問い合わせは、主催者までお願いいたします。

日本法政学会第2回国際シンポジウム案内
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jalps/
テーマ「非正規雇用の労働問題−日韓比較」

場所 法政大学市ヶ谷キャンパス外濠校舎S505
http://www.hosei.ac.jp/access/ichigaya.html
日時 11月20日(日)13時30分〜17時20分
参加費 無料(申し込み不要)

シンポジウム司会 東海大学 廣瀬真理子
13:30〜13:40  開会の辞
13:40〜14:00 「韓国における非正規雇用の現状と労働法」(日本語) 韓国外国語大学法学専門大学院(ロースクール)教授 李テイ
14:00〜14:40 「韓国における女性非正規職の雇用と法的保護の現状と課題」(韓国語+通訳)韓国放送通信大学教授 金エリム
14:40〜15:00 「日本の非正規労働者の現状と労働法」(日本語)國學院大學講師 野間賢
15:00〜15:20 「日本の非正規女性労働者の現状とディーセント・ワーク」(日本語)ILO活動推進日本協議会理事長、元日本女子大学人間社会学部教授 木村愛子
15:20〜15:40  休憩
15:40〜17:10  全体討論
17:10〜17:20  総括と閉会の辞

≪シンポジウム趣旨≫
 近年、労働者はリストラや労働条件の悪化など厳しい状況に置かれている。特に、グローバリゼーションの進展や経済危機のなかで非正規労働者が増加している。
 ILOは、世界的目標として、人間らしい仕事を意味する「ディーセント・ワーク」を掲げている。しかしながら、非正規労働者は、雇用が不安定であり、 労働者としての権利を保障されず、社会的な保護から排除され、そして、多くの場合彼らの意見を代表する労働組合が存在していない。また、女性は、 家族的責任を負うために非正規労働者として働く傾向がある。したがって、ジェンダーの視点をもちながら、非正規雇用の問題を議論することには意義がある。
 本シンポジウムでは、非正規労働者の労働問題について、日韓の研究者によって両国比較の視点をもって検討する。日本のように法律の規制を緩和しても、 韓国のように法律の規制を強化しても、いずれの国も非正規労働者のディーセント・ワークを実現できていない。非正規労働者にディーセント・ワークを実現するために、 ジェンダーの視点をもって今後の制度・政策の構築について議論する。

【発行・編集】 福祉社会学会事務局

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WS Newsletter号外(福祉社会学会110922)
2011年9月23日 金曜日 午前12:10
                           11.09.22
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■■■ 福 祉 社 会 学 会 ニ ュ ー ズ レ タ ー 号外 ■■■
Japan Welfare Sociology Association Newsletter

                http://wwwsoc.nii.ac.jp/jwsa/
                E-mail: ws(at)univcoop.or.jp
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●号外内容
■東日本大震災への取り組みにかかる会員調査へのご協力のお願い

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■東日本大震災への取り組みにかかる会員調査へのご協力のお願い

福祉社会学会 会員の皆様、
                        2011年9月22日

時下ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

2011年3月11日に発生した東日本大震災にかんして、2011年7月に日本社会学会研究活動委員会より「東日本大震災にかかる社会学研究者への呼びかけ /震災問題への取り組みに関する情報提供のお願い」の呼びかけがありました。これは、本震災にかんする社会学関係者の情報交換を活発化し、 様々な取り組みの連携を深めていくために、社会学会会員の研究他の活動や取り組みの状況について情報提供を呼びかけたものです。 その後社会学会では「震災問題情報連絡会」が組織され、情報の交換と共有が進められています。
http://www.gakkai.ne.jp/jss/2011/07/14194349.php

福祉社会学会では、今後、学会大会、研究会、学会誌などを通じて本震災にかんする学会としての取り組みを進めて参る予定です。 そうした取り組みを有機的に進めていくために、このたび福祉社会学会理事会では、 東日本大震災にかかる学会員ならびに学会員の所属大学等における本震災にかんする研究、 調査、支援・訪問などの対応状況について独自に会員調査を行うことを決定しました。調査結果は、 随時本学会HPなどを通じて会員の皆さまにフィードバックするとともに、これから研究委員会、 編集委員会での取り組みを進めていく上で活用させていただきます。また、ご了解をいただける場合は日本社会学会にも情報を提供して参ります。

つきましては、地区別に担当者から調査へのご協力をお願いするメールを配信いたしますので、該当する情報をお持ちの方はご回答を賜りたく、 お願い申しあげます。なお、本件にかんするご質問やご意見は学会事務局アドレスまでお寄せください(ws(at)univcoop.jp)。どうぞよろしくお願いいたします。

                 福祉社会学会会長 武川正吾

【発行・編集】 福祉社会学会事務局

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WS Newsletter号外(福祉社会学会110816)
2011年8月16日 火曜日 午前1:28
                           11.08.16
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■■■ 福 祉 社 会 学 会 ニ ュ ー ズ レ タ ー 号外 ■■■
Japan Welfare Sociology Association Newsletter

                http://wwwsoc.nii.ac.jp/jwsa/
                E-mail: ws(at)univcoop.or.jp
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●号外内容
■専任教員公募のお知らせ(成蹊大学文学部現代社会学科)
■第31回研究会(2011.8.26)のお知らせ(再送)
■第32回研究会(2011.9.19)のお知らせ(再送)

■専任教員公募のお知らせ(成蹊大学文学部現代社会学科)
 以下のお知らせが届いています。お問い合わせはURL掲載の連絡先までお願いいたします。(事務局)

 このたび成蹊大学文学部現代社会学科では、「福祉に関する社会学的研究」を専門分野とする専任教員を公募することになりました。
 つきましては、関係者に周知をお願いいたしますとともに、適任者のご推薦方、よろしくお願いいたします。
 詳しくは、下記URLをご覧ください。
http://www.seikei.ac.jp/university/bungaku/bosyu_20110721.pdf

■第31回研究会のお知らせ(再送)
 福祉社会学会第25回研究会を,下記の通り開催します。奮ってご参加ください。

●概要
日時: 2011年 8月26日(金) 15時から18時
場所: 北星学園大学 第3会議室(第2研究棟地下)・札幌
http://www.hokusei.ac.jp/site_information/access/
参加費: 無料
テーマ: 「ポスト福祉国家について考える」
●内容
 リスク社会論、新しいソーシャルリスク論などで指摘されているように、現代の社会問題は新しい福祉国家のありようを要求している。そのため、 新しいリスクの構造を明らかにするとももに、それに対する政策課題について考えたい。
●プログラム
 報告者1:亀山 俊朗(お茶の水大学)「ポスト福祉国家のシティズンシップ」
 報告者2:平野 寛弥(埼玉県立大学)「ポスト福祉国家期の社会政策:互酬性論の観点から」
 報告者3:鎮目 真人(立命館大学) 「新しい社会的リスクと公私の年金ミックス」
 コーディネータ:鎮目 真人(立命館大学)・中田 知生(北星学園大学)
●お問い合わせ先
 中田 知生(北星学園大学)tnakata@hokusei.ac.jp(コピーするときは、@を半角に変えてください)
●その他
 会場のキャパシティの都合上、ご出席を希望される方は、上記問い合わせ先に事前にご一報いただければ幸いです。なお、研究会終了後、懇親会も予定しております。 こちらにに参加御希望の方はその旨もお知らせ下さい。

■第32回研究会のお知らせ(再送)
 福祉社会学会第32回研究会を,下記の通り開催します。奮ってご参加ください。

■公開企画「資格と専門性を問いなおす――医療・福祉の再編に向けて」
(3月13日に予定し、震災のため延期していたものを、改めて開催いたします)

●概要
日時:9月19日(月)13:30〜16:30
場所:首都大学東京秋葉原サテライトキャンパス会議室D・E
http://www.jspe.or.jp/iinkai/prost/data/sate%82%8Clite.pdf
参加費:無料(事前申し込み不要)
●内容
 医療と福祉はそのどちらも患者=利用者の生活に深くかかわるものでありながら、資格の体系は異なるものとして編成されてきており、医療職者も福祉職者も、 実はお互いをよく知らないことも多い。
 この企画では、医療・福祉系の資格体系が大きく見直されつつある今日において、医療系/福祉系という枠組みを超えて、 資格や専門性について改めて問い直すことを目的としている。
●プログラム
報告者:
 朝倉京子(東北大学)「看護師の自律的な判断の様相――医師との関係から」
 清水準一(首都大学東京)「在宅ケアチームの質評価――同じようで同じではないこと」
 石田健太郎(明星大学)「求められる専門性の変容――介護職のキャリア形成の視点から」
 山下幸子(淑徳大学)「資格の意味についての検討――障害者の自立生活を通して」
 司会:三井さよ(法政大学)

主催:日本保健医療社会学会 看護・ケア研究部会
共催:福祉社会学会
●お問い合わせ先
 三井さよ(法政大学)
 s-mitsui@hosei.ac.jp(コピーするときは、@を半角に変えてください)

【発行・編集】 福祉社会学会事務局

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WS Newsletter25(福祉社会学会110722)
2011年7月21日 木曜日 午後9:01
                            11.07.22
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■■■ 福 祉 社 会 学 会 ニ ュ ー ズ レ タ ー 第 25 号 ■■■
Japan Welfare Sociology Association Newsletter No.25
    *今号は郵送もします*            
    http://wwwsoc.nii.ac.jp/jwsa/
  E-mail: ws(at)univcoop.or.jp
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***** INDEX *****
■事務局からのお知らせとお願い
■大会報告
■2011年度活動方針
■第5期福祉社会学会役員等一覧
■会長挨拶
■学会賞受賞者・対象作品
■第10回大会のお知らせ
■総会報告
■『福祉社会学研究』第8号発刊と第9号の投稿募集
■理事会報告
■新入会員など紹介


■事務局からのお知らせとお願い
●6月大会総会にて新役員構成が承認されました.これを受けて,学会事務局所在地が以下のように変更になりましたのでご注意ください.
 〒102 -8554 東京都千代田区紀尾井町7−1 上智大学 
      総合人間科学部 田渕六郎研究室内 福祉社会学会事務局

●住所変更やEmail のアドレスを変更した場合は,必ず大学生協・学会支援センター・福祉社会学会担当宛(学会のメールアドレス先)お知らせください. 年度末に毎回十数通の不着が発生します.周辺でNews letter を受信できていない方がいる場合は学会アドレスまで,ご連絡くださいますようお願いいたします.

■大会報告  第9回福祉社会学会大会は6月11・12日に開催され盛況のうちに終わりました.

 東日本大震災の影響で,開催校を急遽引き受けましたが,武川会長,三重野事務局長,山田研究委員長および鎮目委員のご協力などにより, なんとか無事に大会を終えることができました.ただし,報告時間中にチャイムが鳴ったり,参加者が多く集まった部会の部屋が小さかったり, 逆に参加者が少なかった部会の部屋が大きすぎたりと,報告者や参加者の方々には必ずしも満足いただけるものではなかったと思います.この点, お詫びいたします.
 今回の大会参加者は計129名,内訳は一般98名,学生25名,首都大関係者(非会員)6名でした.事前振込された会員のうち,一般2名, 学生1名の方が当日参加されませんでした(これらの人は参加者にはカウントしていません).
 なお,大会参加者の一般98名の内訳は会員86名,非会員12名,学生25名の内訳は会員14名,非会員11名です.首都大関係者(非会員)6名と合算すると, 非会員の参加は29名,会員の参加はちょうど100名となります.
 今大会は報告数も少なく,大会参加者が少ないのではという危惧がありましたが,多くの方にご参加いただき,結果として大会会計が赤字になることはありませんでした. 今回黒字となった最大の理由は,非会員の当日参加が多かったことと,スタッフの人数を限定したことだと思います.部会にはとくに司会を補佐する学生を置かず, レジュメはすべてセルフサービスとさせていただきました.あまりこの点は問題なかったのではないかと思っています.
 また,福祉社会学会大会の案内を家族社会学会のメルマガなどで流してもらったのですが,そのせいか,非会員の家族研究者がかなり参加してくださいました. 今後,大会情報を研究委員会もしくは事務局が中心になって積極的に流していただくと,開催校にはありがたいと思います.
 首都大学のある南大沢にはとりたてて何もなく,とくに参加者の方を歓迎するような企画もたてなかったのですが,多くの方にご参加いただ いたことに感謝申し上げます.来年度の東北大学での大会を楽しみにしております.
 最後に,今回大会に多大なご協力をいただいた,岡部耕典(早稲田大学),平野寛弥(埼玉県立大学),岡部卓(首都大学東京),中川薫 (首都大学東京)の4先生,および諸業務をこなしてくれた6名の首都大学東京人文社会系の学部生諸君にお礼申し上げます.
                (第9回大会実行委員長 稲葉昭英)

■2011年度活動方針  大会2日目に開催された総会において2011年度活動方針が決まりました.

1.福祉社会学会は,これまで同様に,福祉(welfare,well-being)や社会政策の社会学に関心を持つ研究者中心の学術団体として活動していきます.
2.第9回大会を,2011年6月中旬に首都大学東京で開催します.2012年度開催の第10回大会についても,その準備を進めていきます.
3.機関誌『福祉社会学研究』の第9号の年度内刊行をめざして,編集作業を進めていきます.
4.大会に加えて,国際交流も含めた多様な研究交流活動に積極的に取り組みます.昨年度は研究会を年2回開催しましたが,今年度も, 若手研究者支援活動など研究会活動の活性化をはかっていきます.
5.日本学術会議の協力学術研究団体として,いっそう他の学術団体との連携につとめていきます.
6.学会創設10周年記念事業の企画を進めていきます.
7.学会誌の電子ジャーナル化に向けた検討を進めていきます.
8.WebやEmailを活用し,事務の外部委託による効率化などによって,会員への情報・サービス提供の充実と事務作業の簡便化を進めるとともに, 確実な情報提供につとめていきます.


■第5期福祉社会学会役員等一覧  総会で新役員や理事の選出・承認,委員等が報告されました.
会長     武川正吾(東京大学)
副会長    藤村正之(上智大学)
庶務理事   田渕六郎(上智大学)
研究委員長  天田城介(立命館大学)
編集委員長  安立清史(九州大学)

理事(50音順)
安立清史(九州大学)     天田城介(立命館大学)
岡部耕典(早稲田大学)    株本千鶴(椙山女学園大学)
鎮目真人(立命館大学)    下夷美幸(東北大学)
武川正吾(東京大学)     田渕六郎(上智大学)
中田知生(北星学園大学)   野口裕二(東京学芸大学)
平岡公一(お茶の水女子大学) 藤村正之(上智大学)
三重野卓(山梨大学)     三井さよ(法政大学)

監査
三本松政之(立教大学)    高橋睦子(吉備国際大学)
顧問
副田義也(金城学院大学)   庄司洋子(立教大学)
研究委員会
委員長    天田城介(立命館大学)
副委員長   三井さよ(法政大学)
委員     
秋元美世(東洋大学)     樫田美雄(徳島大学)
上村泰裕(名古屋大学)    菊地英明(武蔵大学)
佐藤恵(桜美林大学)     土屋葉(愛知大学)
永井彰(東北大学)      中田知生(北星学園大学)
編集委員会
委員長    安立清史(九州大学)
副委員長   鎮目真人(立命館大学)
委員    
岡部耕典(早稲田大学)    株本千鶴(椙山女学園大学)
神原文子(神戸学院大学)   児島亜紀子(大阪府立大学)
鍋山祥子(山口大学)     仁平典宏(法政大学)
社会学系コンソーシアム・評議員
下夷美幸(東北大学)     秋元美世(東洋大学)
社会政策関連学会協議会・協議員
平岡公一(お茶の水女子大学) 金子雅彦(防衛医科大学校)
学会賞選考委員会
委員長    野口裕二(東京学芸大学)
十周年記念事業担当
委員長    三重野卓(山梨大学)
委員
稲葉昭英(首都大学東京)   神山英紀(帝京大学)
鍾家新(明治大学)      高野和良(九州大学)
仁平典宏(法政大学)     舩橋惠子(静岡大学)
事務局
事務局長   田渕六郎(上智大学)

■会長挨拶
福祉社会学会の十周年に向けて
                    2011/07/10
                    福祉社会学会会長 武川正吾
 東日本大震災において被災された方々に対しては衷心よりお見舞い申し上げます.
 福祉社会学会は2003年6月に創設されて以来,8年の時日が経過いたしました.最初の6年は,副田義也会長と庄司洋子会長の下で会員数も着実に伸ばし, いわゆる連字符社会学の学会のなかでは押しも押されもせぬ存在となりました.2009年から2011年までの2年間, 私はこうした諸先輩の成果を守ることを旨として会長職の仕事をつとめてきましたが,無事に任期を全うすることができました.これも理事や会員のみなさまのおかげです. 改めてお礼申し上げます.
 また,このたび2011年6月の第9回大会で会長に選出され,これから2年間,その任に就くことになりました.
 2013年は福祉社会学会創立の10周年に当ります.福祉社会学の研究は量質ともに今後さらに発展していかなければならないと思いますが, それを可能とするためには学会の基盤を強化しなければなりません.10周年というのは,そのための節目として,非常に重要な年だと思います. 大会・学会誌・研究会など通常の事業は当然のこととして,それだけにとどまらず,今期の理事会は,三重野卓理事を中心に, 学会活動の基盤強化のための10周年事業の企画・実行していきたいと思います.会員の皆様には,これまでと同様,学会活動の活性化にご協力いただければ幸いです.
 2年後に,新しい世代に安心してバトンタッチできるように,また,新しい世代が存分に活動できるような土台作りに頑張っていきたいと思いますので, よろしくご支援のほどお願いいたします.

■学会賞受賞者・対象作品  第1回福祉社会学会賞の受賞者・対象作品が決まりました.

●受賞者・対象作品
<学術賞>
三重野卓『福祉政策の社会学−共生システム論への計量分析−』(ミネルウァ書房,2010)
<奨励賞>
著書
菊池いづみ『家族介護への現金支払い−高齢者介護政策の転換をめぐって−』(公職研、2010)
前田拓也『介助現場の社会学−身体障害者の自立生活と介助者のリアリティ−』(生活書院,2009)
論文
石橋潔「表情を交わし合う相互行為−行為論およびケアとの関連において−」(『福祉社会学研究』7号掲載)

●選考理由(学会賞選考委員会)
<学術賞>
三重野卓『福祉政策の社会学−共生システム論への計量分析−』
「より良い社会」の構想と計量化という一貫した問題意識のもとに,福祉政策分野をめぐる価値・目標・関係性等の諸課題が包括的に検討されている優れた著作である. また,理論と方法論の双方において,先行研究や海外研究との比較のもとに福祉社会論の再構築に向けての展望も提示されている. これらの点から,福祉社会学の学術的発展に大きく寄与することが期待される.

<奨励賞>
菊池いづみ『家族介護への現金支払い−高齢者介護政策の転換をめぐって』
介護保険の制度運用開始後は,重要でありながらも見過ごされがちであった「家族介護への現金支払い」という課題を取り上げ, 適切な先行研究レビューと詳細な実証研究を踏まえた手堅くも意欲的な著作である.当該分野の学術的研究に一石を投じることが期待される.

前田拓也『介助現場の社会学−身体障害者の自立生活と介助者のリアリティ−』
障害者の自己決定や健常者のパターナリズムをめぐる議論を,介助現場という具体的文脈に着目しながら,社会学の相互作用論の視点に立脚して読み解いている. ジェンダー視点の付加は残された課題であるが,有意義な著作であり,介護学や看護学等への学際的な貢献も期待される.

石橋潔「表情を交わし合う相互行為−行為論およびケアとの関連において」(『福祉社会学研究』7号掲載)
対人サービスの分析の際に感情労働論を援用して,「表情を交わし合う相互行為」の意味づけを探った斬新な論文である.今後は, 提示された理論的仮説を介護労働の現場に適用した結果を検証する等,さらなる研究の深化が求められる.

●選考過程
 第1回目である今回の選考は,2009年1月から2010年12月の間に刊行された福祉社会学会に関連する研究業績を審査対象とした.
・2010年10月に推薦方法・用紙を学会ホームページへアップ.
・学会賞選考委員会からの推薦のお願い(学会ホームページやニューズレター等で複数回).
・推薦受付先として大学生協学会支援センターに依頼.
・2011年1月5日から1月31日を受付期間として,会員からの自薦・他薦を含めた募集(合計5件の推薦).
・編集委員会から書評掲載著書について,研究委員会から会員の出版著書についての情報提供.
・2010年秋以降から2011年5月まで選考委員の間でのメール上会議に加え,委員全員出席による対面での2回の選考委員会を開催(2011年3月4日,5月15日). 第1回選考委員会にて,候補作を絞った上で,担当を決めてそれぞれの著書・論文について精読.第2回選考委員会の場で委員全員の合意によって最終的に選考.
・奨励賞については,学会賞規程にもとづいて「原則として,修士課程入学後13年以内,もしくは博士課程入学後11年以内の会員」とするという資格要件の確認を行う一方, 論文については,『福祉社会学研究』への投稿の奨励,及び,掲載論文の質の向上という理由から,今回に限り,「原則として」を使用.

■第10回大会のお知らせ
福祉社会学会第10回大会は,2012年に東北大学で開催されることになりました.詳細は決まり次第,ニューズレターおよびホームページでお知らせいたします.

■総会報告
大会初日の午前中に理事会が開催され,諸案件について承認・決定されました.これを受けて,2日目午後に総会が開催されました. 総会は三重野卓庶務理事が開会を告げて始まり,武川正吾会長の挨拶,稲葉昭英大会実行委員長の挨拶の後,杉岡直人会員(北星学園大学)が議長に選出され, 議長の進行のもと報告と審議が行われました.

●報告事項・承認事項
1.事務局  三重野卓庶務理事・事務局長より以下が報告された.
(1)11年6月12日時点における会員数は478名である.
(2)ニューズレターは第25号は7月刊行予定である.
(3)すでにニューズレター第23号において報告しているが,09年6月の大会総会において承認された会費値上げについては, 今年度はそれを再延期し会費を据置くこととする.
2.研究委員会  山田昌弘研究委員長より,@今回の大会開催校の変更の経緯, A任期中における例会の地方開催および若手応援企画の定例化の推進等について報告がなされた.
3.編集委員会  稲葉昭英編集委員長より以下が報告された.
(1)『福祉社会学研究』8号が刊行された.投稿論文は7本,第一査読通過5本,3本が掲載可となった.
(2)8号の投稿論文の査読過程は試験的にすべて電子ファイルでやりとりをした.
(3)8号の発行が予定より遅れたことをお詫びする.
(4)7号・8号では会員の単著をできるだけ書評で取り上げるようにした.
(5)7号より視覚障がいに対応して電子ファイルでの頒布できるようにした.
(6)書評対象となる本を増やした.
(7)電子ジャーナル化に向けての検討・作業は次期の編集委員会に引き継がれることになる.
4.学会賞選考委員会  後藤澄江学会賞選考委員会委員長より,福祉社会学会第1回学会賞について選考経過の報告がなされた.
5.社会学系コンソーシアム  三重野卓庶務理事(平岡公一社会学系コンソーシアム評議員代理)より以下が報告された.
(1)2010年度事業報告と2011年度事業予定の概要.
(2) 2011年1月に開催された公開シンポジウム「再論 日本の社会福祉学・社会学の国際化に向けて」についての報告.
6.社会政策関連学会協議会  三重野卓社会政策関連学会協議会協議員より以下が報告された.
(1)2011年3月に開催された研究会「ジェンダーと社会政策―各学協会はどうとらえてきたか」について,本学会からは森川美絵会員が話題提供し,盛会のうちに終えた.
(2)2011年6月に日本学術会議との共催で,公開シンポジウム「社会サービスのユニバーサルデザイン―医療・介護・居住の新たな政策課題―」が開催の予定である.
7.JST電子アーカイブ事業対象誌追加募集について  稲葉昭英編集委員長より,JST電子アーカイブ事業(既刊の『福祉社会学研究』の電子ジャーナル化) について説明がなされた後、JSTの募集に応募することが提案され,承認された.また,採択された場合の著作権行使に関わる作業について概要の説明がなされた.
8.2010年度決算案の提示・監査報告  白波瀬佐和子財務担当理事より2010年度決算案について説明がなされた.引き続き,染谷俶子監事より, 染谷俶子・下平好博両監事による同案の監査報告が示され,承認された.
9.2011年度活動方針の提案  三重野卓庶務理事より「2011年度活動方針案」が提示され,承認された.
10. 2011年度予算案の提示  白波瀬佐和子財務担当理事より2011年度予算案について説明がなされ,承認された.
11.新役員・理事会構成の提案ならびに新委員会構成の提案  三重野庶務理事より新役員について提案がなされ,選出・承認された.また,新理 事(選出理事・推薦理事)と役割分担・委員会構成について報告がなされた.引き続き,新会長による挨拶が行われた.
12.第10回大会開催校の提案  三重野卓庶務理事より第10回大会開催校として東北大学が提案され,承認された.また, 次期開催校の下夷美幸新理事より挨拶が行われた.
13.学会賞の授与式  武川正吾会長より受賞者に学術賞・奨励賞の授与が行われた.
その後,三重野卓庶務理事が閉会を告げ,第9回大会総会はつつがなく終了しました.

■『福祉社会学研究』第8号刊行と第9号の投稿募集  第9号の投稿締切は9月11日必着です.

●【第8号の刊行】 『福祉社会学研究』第8号(Journal of Welfare Sociology, No.8)が刊行されました(ISSN 1349-3337 ISBN978-4-7989-0067-4 C3036). 目次は以下のとおりです.
◆特集 小規模・高齢化集落の生活・福祉課題と持続可能性
特集解題:小規模・高齢化集落の生活・福祉課題と持続可能性―後藤澄江
過疎高齢社会における地域集団の現状と課題―高野和良
集落の維持・存続の分析枠組み―徳野貞雄
小規模・高齢化集落の高齢者と地域福祉―小磯明
福祉社会学からみた小規模・高齢化集落研究の課題―永井彰
◆自由論文
精神障害者と仕事―阿部俊彦
地域福祉実践の規模論的理解― 山本馨
介護職の「専門性」に対する認識と評価−吉岡なみ子
◆会長講演
福祉社会学の想像力―武川正吾
◆書評
岡部耕典著『ポスト障害者自立支援法の福祉政策』 杉野昭博
神原文子著『子づれシングル』 下夷美幸
久保田裕之著『他人と暮らす若者たち』 木戸功
澁谷智子著『コーダの世界』 松木洋人
日米LTCI研究会編『在宅介護における高齢者と家族』 山口麻衣
副田義也編著『内務省の歴史社会学』 冨江直子
園田恭一著『社会的健康論』 郡司篤晃
三重野卓著『福祉政策の社会学』白波瀬佐和子
山口佐和子著『アメリカ発DV再発防止・予防プログラム』 高橋睦子
山田昌弘著『ワーキングプア時代』 堅田香緒里
若林敬子著『日本の人口問題と社会的現実』 杉岡直人
渡邊裕子著『社会福祉における介護時間の研究』 須田木綿子

●【原稿募集】 下記要領で,『福祉社会学研究』第9号の自由投稿論文を募集します.投稿資格は本会会員に限ります.2011年度の加入者については, 6月の大会時までに入会済みであることが条件となります.
1.論文の種類,自由投稿論文  福祉社会学研究の学術論文とします.なお,投稿資格は,本会会員に限ります.
2.掲載の可否  レフェリーの査読結果に基づき,編集委員会が決定します.
3.締め切り  2011年9月11日(日)(必着)
4.論文の分量  20,000字以内とします.スペースは字数に含めません.
5.投稿規程,執筆要領  投稿規程,執筆要領は必ず,ウェブサイト等で確認してください.論文の分量が超過するなど,執筆要項が守られていない場合には, 投稿論文を受け付けません.なお,本年も昨年と同様に試験的にオンラインのみでの投稿(投稿に必要なファイルをすべてメールで送る形式)も受け付けます. オンラインで投稿する場合には,ワードの文書ファイルの形式で,メールにて編集委員会事務局までお送りください. また,かならずファイルのバックアップを取った上で,必要に応じてパスワードを付けてください.その場合には別のメールにてパスワードをお知 らせください.オンラインでの投稿の場合には,紙媒体の提出は一切必要ありません.
6.自由投稿論文提出先,問い合わせ先  投稿は郵送,オンラインにかかわらず受領後に受領通知をお知らせします.受領通知の発行をもって, 論文の投稿が成立します.投稿後1週間以上経過しても受領通知が到着しない場合には,編集委員会事務局までお問い合わせください.
〒603-8577
京都市北区等持院北町56-1 立命館大学産業社会学部鎮目真人研究室内
福祉社会学会編集委員会事務局
(メールアドレス shizu*fc.ritsumei.ac.jp ←*を@に変えてください)

■理事会報告
●11年度・第1回理事会の議事録(上記【総会報告】との重複部分など一部省略)
日時:2011年6月11日(土)10時30分〜12時30分
場所:首都大学東京 南大沢キャンパス 1-202教室
出席者:安立,天田,稲葉,後藤,岡部,株本,小林,鎮目,下夷,鍾,白波瀬,高野,武川,田渕,永井,中田,野口,平岡,藤村,牧里, 三重野,三井,山田,立岩(委任状),神山(記録).

●報告事項・審議事項
0.黙とうの後,新旧理事より自己紹介が行われた.
1.第9回大会の開催・運営について,稲葉大会実行委員長から報告があった.
2.山田研究委員長より@研究委員会の役割分担,A大会運営,B研究例会について報告がなされた.大会運営については,学会口座の開設の可能性, プログラム作成・郵送費用の出所の検討について意見が交わされた.
3.稲葉編集委員長より,@『福祉社会学研究』8号の発行,A第4期編集委員会の取組と課題,Bその他(2重投稿の問題等)について報告がなされた.
4.後藤学会賞選考委員長より,@第1回学会賞受賞者・対象作品,A選考理由,B選考過程,C今後の課題について報告がなされた. 選考における研究委員会との協力体制について,また,受賞候補者の授賞資格を確認する方法に関して,意見が交わされた.
5.三重野庶務理事より,@ホームページ委託管理について,学会事務の委託・電子ジャーナル化とも関連させて今後検討すべきこと, A学会大会における事務局と開催校の業務分担について今後検討すべきこと,Bロゴマークの作成の可能性について今後検討すべきこと,が報告された.
6.三重野庶務理事(平岡公一社会学系コンソーシアム評議員代理)より,社会学系コンソーシアムの2010年度の活動と2011年度の活動予定について報告がなされた.
7.三重野庶務理事より,社会政策関連学会協議会報告学系コンソーシアムの活動について報告がなされた.
8.三重野庶務理事より,7月末日を目処にホームページ・サーバの移設が行われることが報告された.
9.三重野庶務理事(岩間暁子選挙管理委員会委員長代理)より,理事選挙開票結果の報告がなされた.当選者は(あいうえお順),安立清史・天田城介・ 鎮目真人・下夷美幸・武川正吾・田渕六郎・野口裕二・平岡公一
・藤村正之・三重野卓.また,開票作業に関連して,作業を円滑化する投票用紙書式の検討と,用紙に連記する人数の検討とが次期理事に申し送りされた.
10.三重野庶務理事より,新理事(選出理事・推薦理事)および役割分担案の決定について経過説明があり,原案どおり承認され, 総会に提案・報告することが決まった.また,天田新研究委員長・安立新編集委員長より,委員会構成について提案があり,承認された.
11.三重野庶務理事より,福祉社会学会2011年度活動方針の案が提案され,承認された.
12.白波瀬財務担当理事より,2010年度の決算案と監査結果について説明があり決算案が承認された.
13.白波瀬財務担当理事より,2011年度の予算案について説明があり,意見が交わされ,研究委員会旅費について修正した上で予算案が承認された.
また,経費削減の方法について意見が交わされた.
14.稲葉編集委員長より,JST電子アーカイブ事業対象誌の募集について説明がなされ,申請は総会で審議することが提案され承認された.さらに, 申請・採択された場合の著作権行使の許諾について意見が交わされた.
15.三重野庶務理事より,第9回大会総会の運営が提案され,承認された.また,第11回大会の候補校を検討してゆくことが決定した.
16.三重野庶務理事より,第10回大会の開催校を東北大学とすることが提案され,承認された.
17.三重野庶務理事より,10周年記念事業の実施が提案され,承認された.
18.新規入会者の承認と退会希望者の確認が行われた.
19.次回理事会を12月18日(日)14時から開催することを決定した.

■新入会員など紹介 
 理事会において以下の方々の入会承認・退会確認等がなされました.
 (入会)金紅梅 柴田学 角能 石井幹夫 長谷川武史 中田雅美 阿部真大 税所真也 大倉祐二 吉田耕平 石川時子 安藤藍 祐成保志 片桐正善  鈴木美貴 中島園恵
(退会)卞在寛 一戸真子 薛迪 香川重遠  
(年度末退会予定者)佐藤俊一
(住所不明者)原田克己 秋谷直矩 伊藤実知子 陳彩玉

【発行・編集】 福祉社会学会事務局
*今号は郵送もします*

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WS Newsletter号外(福祉社会学会110722)
2011年7月22日 金曜日 午後11:04

                           11.07.22
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■■ 福 祉 社 会 学 会 ニ ュ ー ズ レ タ ー 号外 ■■■
Japan Welfare Sociology Association Newsletter

                  http://wwwsoc.nii.ac.jp/jwsa/
                  E-mail: ws(at)univcoop.or.jp
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●号外内容
■第31回研究会(2011.8.26)のお知らせ
■第32回研究会(2011.9.19)のお知らせ

■第31回研究会のお知らせ
 福祉社会学会第25回研究会を,下記の通り開催します。奮ってご参加ください。

●概要
日時: 2011年 8月26日(金) 15時から18時
場所: 北星学園大学 第3会議室(第2研究棟地下)・札幌
http://www.hokusei.ac.jp/site_information/access/
参加費: 無料
テーマ:「ポスト福祉国家について考える」
●内容
 リスク社会論、新しいソーシャルリスク論などで指摘されているように、現代の社会問題は新しい福祉国家のありようを要求している。そのため、 新しいリスクの構造を明らかにするとももに、それに対する政策課題について考えたい。
●プログラム
 報告者1:亀山 俊朗(お茶の水大学)「ポスト福祉国家のシティズンシップ」
 報告者2:平野 寛弥(埼玉県立大学)「ポスト福祉国家期の社会政策:互酬性論の観点から」
 報告者3:鎮目 真人(立命館大学) 「新しい社会的リスクと公私の年金ミックス」
 コーディネータ:鎮目 真人(立命館大学)・中田 知生(北星学園大学)
●お問い合わせ先
 中田 知生(北星学園大学)tnakata@hokusei.ac.jp(コピーするときは、@を半角に変えてください)
●その他
 会場のキャパシティの都合上、ご出席を希望される方は、上記問い合わせ先に事前にご一報いただければ幸いです。なお、研究会終了後、 懇親会も予定しております。こちらにに参加御希望の方はその旨もお知らせ下さい。


■第32回研究会のお知らせ
 福祉社会学会第32回研究会を,下記の通り開催します。奮ってご参加ください。

■公開企画「資格と専門性を問いなおす――医療・福祉の再編に向けて」
(3月13日に予定し、震災のため延期していたものを、改めて開催いたします)

●概要
日時:9月19日(月)13:30〜16:30
場所:首都大学東京秋葉原サテライトキャンパス会議室D・E
 (http://www.jspe.or.jp/iinkai/prost/data/sate%82%8Clite.pdf
参加費:無料(事前申し込み不要)
●内容
 医療と福祉はそのどちらも患者=利用者の生活に深くかかわるものでありながら、資格の体系は異なるものとして編成されてきており、医療職者も福祉職者も、 実はお互いをよく知らないことも多い。
 この企画では、医療・福祉系の資格体系が大きく見直されつつある今日において、医療系/福祉系という枠組みを超えて、 資格や専門性について改めて問い直すことを目的としている。
●プログラム
報告者:
 朝倉京子(東北大学)
 「看護師の自律的な判断の様相――医師との関係から」
 清水準一(首都大学東京)
 「在宅ケアチームの質評価――同じようで同じではないこと」
 石田健太郎(明星大学)
 「求められる専門性の変容――介護職のキャリア形成の視点から」
 山下幸子(淑徳大学)
 「資格の意味についての検討――障害者の自立生活を通して」
 司会:三井さよ(法政大学)

主催:日本保健医療社会学会 看護・ケア研究部会
共催:福祉社会学会
●お問い合わせ先
 三井さよ(法政大学)
 s-mitsui@hosei.ac.jp(コピーするときは、@を半角に変えてください)

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WS Newsletter号外(福祉社会学会110604)
2011年6月4日 土曜日 午後9:49

                           11.06.04
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■■■ 福 祉 社 会 学 会 ニ ュ ー ズ レ タ ー 号外 ■■■
Japan Welfare Sociology Association Newsletter

                  http://wwwsoc.nii.ac.jp/jwsa/
                  E-mail: ws(at)univcoop.or.jp
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●号外内容
■日本学術会議主催公開シンポジウム「社会サービスのユニバーサルデザイン」(6/25)のお知らせ
■SPSN第88回研究会開催(7/23)のお知らせ

■日本学術会議主催公開シンポジウムのお知らせ
 日本学術会議・社会政策関連学会協議会より公開シンポジウムについてご連絡がありましたので会員の皆様にお知らせいたします。

社会サービスのユニバーサル・デザイン―医療・介護・居住の新たな政策課題―

日 時 :2011年6月25日(土) 13:00〜16:00
場 所 :北海道大学学術交流会館 小講堂
主 催 日本学術会議包摂的社会政策に関する多角的検討分科会
共 催 社会政策関連学会協議会
後 援 日本学術会議北海道地区会議、北海道大学高等法政教育研究センター

趣旨:
 近年の日本では「格差社会」が注目されるようになり、非正規雇用の増大にともなう相対的貧困層の増加や社会保障制度からの排除、 社会関係からの孤立などの問題が広く認識されるようになった.OECD諸国を見渡すと、北欧を中心として貧困率が低い諸国では、 医療以外の多様な社会サービスに公的社会的支出の相当部分が当てられている。
 逆に社会的支出の大半を年金に当てている諸国(日本を含む)で、高齢人口の貧困率が高い場合が少なくない。介護、保育、積極的労働市場政策、 居住保障といったサービスにより、労働年齢人口の社会参加と稼得力を支援する包摂的社会政策が、 老齢退職後の所得貧困にたいしても防止の機能をもつという仮説が導かれる。今回のシンポジウムでは,医療、介護、居住などのサービスの現状とともに、 それらをユニバーサルにすることの効果を、学問的に検討する。

プログラム
13:00−13:05 開会挨拶
岸玲子(北海道大学特任教授、日本学術会議北海道地区代表幹事)

13:05−13:10 開催趣旨
笹谷春美(北海道教育大学教授・日本学術連携会議会員)

T シンポジウム(13:10−14:40)
(1)「あるべき医療」と「ある医療」の相克:東日本大震災と福島原発事故後の医療政策を考える
    二木立(日本福祉大学副学長・日本学術会議連携会員)
(2)介護サービスのユニバーサル化:介護する/されることが不利益にならないための社会的支援
    笹谷春美(北海道教育大学教授・日本学術連携会議会員)
(3)居住福祉法政策の課題および実践の道筋      
    吉田邦彦(北海道大学教授)

U 討論 (14:50−15:50)
司会者  大沢真理(東京大学教授・日本学術会議会員)
討論者  横山純一(北海学園大学教授)、岸玲子(北海道大学特任教授、日本学術会議会員)

15;50−16:00 閉会挨拶
古川孝順(東洋大学教授・日本学術会議連携会員)

(参加申込方法)
■E-mailまたはFaxで,必要事項(氏名,所属,連絡先電話番号,E-mailアドレス)をご記入の上,以下の問い合わせ先担当宛,お申し込みください.
遠藤公嗣(明治大学経営学部教授・社会政策関連学会協議会副代表)
E-mail: social2008(at)live.jp  Fax: 03-3296-2350

■参加費無料、当日受付可
*定員(160名)となり次第,締め切りとさせていただきます.


■SPSN第88回研究会開催のお知らせ
 上村泰裕(名古屋大学)会員より、SPSN第88回研究会開催についてご連絡がありましたので会員の皆様にお知らせいたします。

第88回研究会の開催案内
●日時:2011年7月23日(土)13:00〜17:00 参加費300円
●会場:武蔵大学教授研究棟2階02-E会議室
http://www.musashi.ac.jp/modules/annai_kouhou
●第1報告
「市民資格(シティズンシップ)と社会政策――<財産>と<教養>から考える」
報告者:亀山俊朗(お茶の水女子大学)
討論者:菊地英明(武蔵大学)

●第2報告
「障害者差別禁止法制定をめぐる障害者運動の国際比較」
報告者:後藤悠里(名古屋大学大学院・日本学術振興会)
討論者:遠山真世(立教大学)
http://blog.livedoor.jp/spsnhp/

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福祉社会学会 事前納付お知らせ
2011年6月1日 水曜日 午後5:14

福祉社会学会会員各位

 福祉社会学会第9回大会実行委員会よりお知らせとお願いです。
 大会参加費、懇親会費等の事前納付期限は6月1日としましたが、申し込みが低調ですので、6月6日月曜まで延長いたします。まだ手続きがお済みでない方は、 よろしくお願いいたします。6日以降の振込は、事務処理に支障がでますのでご遠慮ください。
 懇親会の人数などを見積もる都合上、できるだけ事前納付にご協力をお願いいたします。
 不明な点は大会実行委員会事務局までお願いいたします。

(大会実行委員長 稲葉昭英)
inapa(at)tmu.ac.jp

ーーーーーーーーーーーーー
福祉社会学会事務局
大学生協学会支援センター
担当: 井手
03-5307-1175
fax 03-5307-1196
ws(at)univcoop.or.jp
ーーーーーーーーーーーーー
大学生協学会支援センターは以下の学会様
の名簿・会費管理等を受託しております。
意匠学会 jsd(at)univcoop.or.jp
家族問題研究学会 kamonken(at)univcoop.or.jp
環境社会学会 jaes(at)univcoop.or.jp
関西言語学会 kls(at)univcoop.or.jp
建築史学会 sahj(at)univcoop.or.jp
漆工史学会 alr(at)univcoop.or.jp
障害学会 jsds(at)univcoop.or.jp
情報ネットワーク法学会 sec_office(at)in-law.jp
日本遺伝カウンセリング学会 iden.counseling(at)univcoop.or.jp
日本演劇学会 jstr(at)univcoop.or.jp
日本風工学会 jawe(at)univcoop.or.jp
日本現代中国学会genchu(at)univcoop.or.jp
日本災害看護学会 jsdn(at)univcoop.or.jp
日本社会保障法学会 sslaw(at)univcoop.or.jp
日本循環器看護学会 office(at)jacn.jp
日本小児看護学会 jschn(at)univcoop.or.jp
日本スポーツ心理学会 jssp(at)univcoop.or.jp
日本選挙学会 office(at)jaesnet.org
日本燃焼学会 office(at)combustionsociety.jp
日本雪工学会 snow(at)univcoop.or.jp
美学会 bigakukai(at)univcoop.or.jp
美術史学会 jahs(at)univcoop.or.jp
福祉社会学会 ws(at)univcoop.or.jp
もったいない学会 mottainai(at)univcoop.or.jp
早稲田大学学芸会 w-gakugeikai(at)univcoop.or.jp
早稲田大学美術史学会 wbg(at)univcoop.or.jp

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Date: Fri, 29 Apr 2011 20:57:41
Subject: WS Newsletter号外(福祉社会学会110429)
                           11.04.29
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■■■ 福 祉 社 会 学 会 ニ ュ ー ズ レ タ ー 号外 ■■■
Japan Welfare Sociology Association Newsletter

                  http://wwwsoc.nii.ac.jp/jwsa/
                  E-mail: ws(at)univcoop.or.jp
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●号外内容
■福祉社会学会第9回大会プログラムについて

大会実行委員会・稲葉昭英理事より大会プログラムについてご連絡がありましたので会員の皆様にお知らせいたします。

 先般ご連絡いたしましたように、第9回福祉社会学会大会は、首都大学東京・南大沢キャンパスにて、6月11日(土)・12日(日)に開催されます。  大会プログラムは5月上旬に会員の皆様に発送する予定ですが、これに先行して学会ホームページ・サイトに掲載し閲覧できるようにいたしました。 大会への参加を予定されている方はこちらをご覧ください。

第9回大会プログラム
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jwsa/program2011.pdf
福祉社会学会HP
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jwsa/

【発行・編集】 福祉社会学会事務局

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Date: Thu, 31 Mar 2011 11:39:18
Subject: 【重要】福祉社会学会 大会開催校の変更について

福祉社会学会会員の皆様

 第9回大会の開催について、会員の皆さま方には大変ご心配をおかけしているところです。
 仙台の被害は地震直後の予想よりも遥かに甚大であり、東北大学での開催は困難であることがわかりました。この間、善後策を幹事会で検討してきましたが、 その過程で、稲葉理事から同じ日程にて首都大学東京で開催することが可能であるとの提案をいただきました。その結果、幹事会として、 第9回と第10回の開催の順序を入れ替えることを、理事会にお諮りし、首都大学開催で決定しました。

日程(予定通り)、6月11日(土)、6月12日(日)開催校 首都大学東京 南大沢キャンパス
http://www.tmu.ac.jp/university/campus_guide/access.html#mapminamiosawa

 なお最後になりましたが、永井先生を始め被災地の先生方にはお見舞い申し上げますとともに、稲葉先生のご厚意に大変感謝しております。

福祉社会学会 事務局

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Date: Thu, 17 Mar 2011 16:53:19
Subject: 福祉社会学会より、大会自由報告の申し込みについて。

福祉社会学会会員の皆様

 未曾有の災害により被災された会員の皆様には心よりお見舞い申し上げます。

 さて,今回の地震で学会ホームページが閲覧できない事態が断続的に続いています.このため鎮目真人会員のご厚意で,当分のあいだ, 学会ホームページのミラーサイトを開設することにいたしました.

http://www.ritsumei.ac.jp/~shizu/9taikai-2.htm

報告申込書のダウンロードは,上記サイトと学会ホームページサイト(http://wwwsoc.nii.ac.jp/jwsa/) のどちらからでも可能です。皆様の積極的な報告申込をお待ちしております。

 被災者の救助活動と復興が一刻も早くすすむことを祈っております.

                福祉社会学会会長 武川正吾

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Date: Mon, 14 Mar 2011 22:46:14
Subject: WS Newsletter号外(福祉社会学会110315)
                           11.03.15
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■■■ 福 祉 社 会 学 会 ニ ュ ー ズ レ タ ー 号外 ■■■
Japan Welfare Sociology Association Newsletter

                  http://wwwsoc.nii.ac.jp/jwsa/
                  E-mail: ws(at)univcoop.or.jp
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●号外内容
■学会ホームページの閲覧ができない現状について
■3月19日開催予定の福祉社会学会研究セミナー「査読過程の舞台裏:調査研究論文の場合」開催延期について
■3月13日開催予定であった福祉社会学会共催の公開企画「資格と専門性を問いなおす――医療・福祉の再編に向けて」の延期について
■貧困研究会第19回定例研究会「“憐れみではなく力を”:貧困、人権、シティズンシップ」の開催について(4/3)
■社会政策関連学会協議会メールニュースNo.3


■学会ホームページの閲覧ができない現状について
福祉社会学会は国立情報学研究所のコンテンツサービスを利用して会員の皆さんにホームページを閲覧していただいております。3月14日現在、 東北地方太平洋沖地震に伴う計画停電により国立情報学研究所がサービスを休止しておりますため、学会ホームページの閲覧ができない状態で あることをご連絡いたします。

■3月19日開催予定の福祉社会学会研究セミナー「査読過程の舞台裏:調査研究論文の場合」開催延期について
東北関東大震災の発生にともなう現状を鑑み、上記セミナーの開催を延期することといたしました。新たな開催日等につきましては後日ご連絡いたします。

■3月13日開催予定であった福祉社会学会共催の公開企画「資格と専門性を問いなおす――医療・福祉の再編に向けて」の延期について
ホームページ上でもお知らせいたしましたが、東北関東大震災の発生にともなう状況を鑑み、上記公開企画の開催を延期することといたしました。 新たな開催日等につきましては後日ご連絡いたします。

■貧困研究会第19回定例研究会「“憐れみではなく力を”:貧困、人権、シティズンシップ」の開催について(4/3)
松本一郎(法政大学)会員より、下記研究会の開催についてご連絡いただきましたので、会員の皆様にお知らせいたします。

貧困研究会第19回定例研究会
「“憐れみではなく力を”:貧困、人権、シティズンシップ」ルース・リスターさんをお招きして

 このたび貧困研究会では、イギリスの著名な貧困研究者ルース・リスターさんをお招きして、拡大定例研究会を開催いたします。ルース・リスターさんは、 イギリスの貧困研究・社会政策研究を代表する研究者のお一人です。伝統ある反貧困民間運動団体「チャイルド・ポバティ・アクション・グループ(CPAG)」 の代表を経てラフバラ大学で長く教鞭を取られ、現在はラフバラ大学名誉教授、CPAG名誉代表、貴族院議員(労働党)、英国学士院会員、 イギリス社会政策学会終身会員等、各方面で活躍されています。
 また、コメンテーターとして、日本の中心的な貧困研究者である岩田正美さん(日本女子大学)、反貧困運動の中心的担い手である藤田孝典さん (反貧困ネットワーク埼玉・代表)をお招きし、議論を盛り上げていただきます。
 アカデミズムの世界における実績のみならず、対貧困活動の現場における実績も豊かなリスターさんを囲むこの研究会が、日本で貧困と闘う 私たちの研究や活動を含むさまざまな実践にとって、良い刺激になればと願っております。みなさまのご参加を心よりお待ち申し上げております。

日時 2011年4月3日(日) 13時〜17時(受付12時30分〜)
会場 日本大学経済学部7号館2階 講堂(JR水道橋駅から徒歩約2分)
交通アクセス http://www.eco.nihon-u.ac.jp/about/maps/
資料代:500円(資料代の負担が難しい場合は、個別にご相談ください。)

プログラム
13:00-13:10 ルース・リスターさんの紹介
13:10-15:10 基調報告「“憐れみではなく力を”:貧困、人権、シティズンシップ」ルース・リスター
15:30-15:45 コメント1 岩田正美(日本女子大学)
15:45-16:00 コメント2 藤田孝典(特定非営利活動法人ほっとポット・代表、反貧困ネットワーク埼玉・代表)
16:00-16:30 リプライ ルース・リスター
16:30-17:00 全体討論

※ すべて通訳がつきます。

なお、研究会終了後18時から懇親会も予定しております。参加をご希望される方は、3月25日までに下記までメールにてご連絡下さい。
ruthlister2011(at)yahoo.co.jp

当日参加も歓迎しますが、おおよその参加人数の把握・資料印刷の都合上、出来る限り事前のご連絡をお願いいたします。

貧困研究会
(hinkon kenkyukai)
e-mail : hinkonken(at)mac.com
http://wwwsoc.nii.ac.jp/hinkon/

■社会政策関連学会協議会メールニュース
社会政策関連学会協議会より協議会メールニュースが届きましたので、会員の皆様にお知らせいたします。


社会政策関連学会協議会メールニュース No3(20110314)

(転送可)
社会政策関連学会協議会HP:
http://web.mac.com/eastasia2006/social/Home.html


1)公開シンポジウム「社会サービスのユニバーサル・デザイン―医療・介護・居住の新たな政策課題」開催予定について
 表記のシンポジウムの開催が、下記の概要で、予定されています(現時点での概要であって、細部で変更がありえます)。ご参加をご予定ください。 なお開催時期が北海道観光のハイシーズンですので、お出かけの時は、ホテル等の予約を早めにする必要があるとのことです。遅くとも5月25日までには、 正式の宣伝広報を開始します。

主 催 日本学術会議 包摂的社会政策に関する多角的検討分科会
共 催 社会政策関連学会協議会
日 時 2011年6月25日(土) 13:00〜16:00
場 所 北海道大学学術交流会館 小講堂

開会挨拶  岸玲子(北海道大学教授、日本学術会議北海道地区幹事長)

<シンポジウム>
シンポジスト
二木立(日本福祉大学副学長・日本学術会議連携会員)
笹谷春美(北海道教育大学教授・日本学術会議連携会員)
吉田邦彦(北海道大学教授)
コメンテーター
横山純一(北海学園大学教授)
武川正吾(東京大学教授・日本学術会議連携会員)
司 会  大沢真理(東京大学教授・日本学術会議会員)
コーディネーター  笹谷晴美

閉会挨拶  古川孝順(東洋大学教授・日本学術会議連携会員)

2)協議会主催の研究会「ジェンダーと社会政策−各学協会はどうとらえてきたか」が盛会のうちに終了
 表記の研究会が、2011年3月4日(金曜日)1730から、明治大学駿河台校地研究棟4階第1会議室で開催され、45名以上の参加者があり、盛会でした。
話題提供者は下記のとおりであり、話題提供者のレジメ等は協議会HPに掲載の予定です。

話題提供者 神尾真知子(日本大学、ジェンダー法学会 司会兼任)
      森川美絵(国立保健医療科学院、福祉社会学会)
      杉本貴代栄(金城学院大学、日本社会福祉学会)    
      清山玲(茨城大学、労務理論学会)
      木本喜美子(一橋大学、日本労働社会学会) 

皆様のご無事をお祈り申し上げます。

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福祉社会学会事務局

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Date: Wed, 23 Feb 2011 17:04:18
Subject: WS Newsletter号外(福祉社会学会110223)
                           11.02.23
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■■■ 福 祉 社 会 学 会 ニ ュ ー ズ レ タ ー 号外 ■■■
Japan Welfare Sociology Association Newsletter

                  http://wwwsoc.nii.ac.jp/jwsa/
                  E-mail: ws(at)univcoop.or.jp
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●号外内容
■福祉社会学会研究セミナー「査読過程の舞台裏:調査研究論文の場合」開催のお知らせ(3/19)
■SPSN(社会政策研究ネットワーク)第88回研究会開催のお知らせ(3/26)
■二国間共同セミナー「NPM(New Public Management)政策の衝撃と専門職ソーシャルワークの視点:日英の経験の比較研究」開催のお知らせ(3/7-8)


■福祉社会学会研究セミナー「査読過程の舞台裏:調査研究論文の場合」開催のお知らせ

須田木綿子(東洋大学)研究委員より、下記セミナーの開催についてご連絡いただきましたので、会員の皆様にお知らせいたします。

福祉社会学会研究セミナー
テーマ:「査読過程の舞台裏:調査研究論文の場合」

今回の研究会では、量的調査や質的調査に基づいて論文を投稿し、査読を突破するためのポイントについて情報交換することを目的にします。 投稿研究者から体験をお話いただくとともに、学術誌で論文査読をされている先生方にもお出でいただき、 査読時に問題となりがちな事柄についてご教示いただきます。ふるってご参加ください。

会 場:東洋大学白山キャンパス5号館2階5201教室
日 程:平成23年3月19日
参 加:無料。事前に下記までご連絡ください。
     yukosuda(at)toyo.jp (東洋大学・須田)
スケジュール:
13:30 開場
14:00 開始  趣旨説明

査読過程の舞台裏:質的研究編(20分×3名)
14:10 登壇者@:石井(滝口)涼子氏(上智大学大学院)
14:30 登壇者A:伊藤嘉余子氏(埼玉大学教育学部)
14:50 登壇者B:野口裕二氏(東京学芸大学)
15:10 質疑応答
15:25 休憩

査読過程の舞台裏:量的研究編(20分×3名)
15:35 登壇者C:菅原育子氏(東京大学)
15:55 登壇者D:荒井弘和氏(法政大学)
16:15 登壇者E:鎮目真人氏(立命館大学)
16:35 質疑応答
16:50 全体講評
17:00 終了


■SPSN(社会政策研究ネットワーク)第88回研究会開催のお知らせ

上村泰裕(名古屋大学)会員より、SPSN第88回研究会開催についてご連絡いただきましたので、会員の皆様にお知らせいたします。

第88回研究会の開催案内
●日時:2011年3月26日(土)13:00〜17:00 参加費300円
●会場:日本女子大学目白キャンパス百年館高層棟5階504会議室
http://www.jwu.ac.jp/unv/about/campusmap.html#mejiro
●第1報告
「市民資格(シティズンシップ)と社会政策――<財産>と<教養>から考える」
報告者:亀山俊朗(お茶の水女子大学)
討論者:菊地英明(武蔵大学)
●第2報告
「障害者差別禁止法制定をめぐる障害者運動の国際比較」
報告者:後藤悠里(名古屋大学大学院・日本学術振興会)
討論者:山下幸子(淑徳大学)

Social Policy Studies Network
  SPSN事務局
  EMAIL spsn2006(at)yahoo.co.jp
  URL  http://blog.livedoor.jp/spsnhp/#


■二国間共同セミナー「NPM(New Public Management)政策の衝撃と専門職ソーシャルワークの視点:日英の経験の比較研究」開催のお知らせ

小坂啓史(愛知学泉大学)会員より、下記セミナーについてご連絡いただきましたので、会員の皆様にお知らせいたします。

 来る3月7日・8日に、「NPM(New Public Management)政策の衝撃と専門職ソー シャルワークの視点:日英の経験の比較研究」と題しま した研究セミナーを開催することとなりました。
 本セミナーは2010年度日本学術振興会・英国経済社会研究基金(ESRC)採択の「二国間共同セミナー」東京大会として実施されるものです。

 英国スターリング大学で社会福祉研究をされておりますイアン・ファーガソン氏、マイケル・ラヴァレット氏、バス大学のマーク・ボールドウィ
ン氏、ダラム大学のサラ・バンクス氏などをお迎えしてのセミナーです。

 詳細につきましては、以下のURLからご覧ください。
  http://homepage3.nifty.com/kanekoju/swan/seminar.html

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Date: Tue, 22 Feb 2011 15:54:13
Subject: WS Newsletter24(福祉社会学会110222)
                          11.02.22
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 ■■■ 福 祉 社 会 学 会 ニ ュ ー ズ レ タ ー 第 24 号 ■■■
    Japan Welfare Sociology Association Newsletter No.24

                 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jwsa/
          E-mail: ws(at)univcoop.or.jp
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***** INDEX *****
■第9回大会の自由報告の募集について
■現在非会員で大会報告申込をお考えの方に
■事務局からのお願いとお知らせ

■第9回大会の自由報告の募集について

 福祉社会学会第9回大会が2011年6月11日(土)・12日(日)に東北大学川内キャンパス(仙台市青葉区川内27-1)にて開催されます。そこで、 自由報告部会における報告を募集しますので、奮ってご応募ください。報告時間は1人30分を持ち時間とし、20分発表、10分討論を標準としますが、 申込み数によって調整をお願いすることもあります。

自由報告をご希望の方は、下記のURLにて、申込要領・申込書などをご確認のうえ、指示にしたがって、申し込んでください。

※第9回大会においては、先に募集いたしましたテーマセッションの応募はありませんでした。したがって、自由報告部会における報告の募集のみとなります。

●福祉社会学会HP(第9回大会報告募集)
  http://wwwsoc.nii.ac.jp/jwsa/9taikai_htm-2.htm

●申込要領概要
★「申込書」の応募締め切り・・3月25日(金)
 提出先:担当研究委員・鎮目真人(立命館大学)宛
  shizu@fc.ritsumei.ac.jp
(募集は電子メールのみの受付になります。期限はメールの受信時点)

★3月申込み時の提出物
 申込書(摘要200字を含む):Wordファイルをダウンロードして必要事項を記入したものをメールに添付して送信してください。

★申し込み者には受領通知を電子メールにて返信します。3月28日(月)までに返信がない場合は、研究委員・鎮目真人までご連絡ください。
メールアドレス: shizu@fc.ritsumei.ac.jp
TEL&FAX 075-466-3091(直通)

★なお、申込書と「予稿集原稿(A4版2枚)」の提出時期は異なり、予稿集原稿は4月8日(金)締切りとなります。ホームページにてご確認のうえ、 お間違いならびに提出遅れのないようにお願いいたします。

■現在、非会員で大会報告申し込み(自由報告)をお考えの方に
本学会での入会の次回承認は、6月11日開催予定の大会時理事会となりますが、現在、非会員で大会報告申込みをお考えの方も以下の手続きをすることによって、 報告のお申込みを受け付けいたします(共同報告で、現在非会員の方が含まれる場合も同様です)。

(1) 報告は会員であることが条件となりますので、大会報告申込み締切り時点の3月25日(金)必着にて、福祉社会学会事務局(山梨大学)宛て、 入会申込書を郵送でお送りください。なお、その際、「大会報告申込み希望」であることを明記してください。

(2) 同時に、大会報告申込みも、申込み要領にしたがい、3月25日(金)までに、担当研究委員宛て、電子メールで申し込んでください。なお、 その際、「事務局に入会申込書送付済み」を明記してください。

(3) 庶務理事ならびに理事会幹事会にて入会申込書の確認をさせていただいたうえで、仮入会の形とさせていただきます。この時点で、追加の 確認事項や調整などが必要になりました場合は、庶務理事よりご連絡を取らせていただきます。

(4) 仮入会の状態にはなりますが、4月8日(金)提出締め切りの予稿集原稿をご用意いただき、担当研究委員宛て、電子メールでご送付ください。 6月の大会時理事会にて入会を正式承認し、ご報告いただくことになります。

 上記の諸点をご了解のうえ、現在非会員で大会報告をご希望の方は、締切り時期までに、入会申込みならびに大会報告申込みをおこなってください。 なお、上記要領は大会報告申込みのみに適用いたしますので、夏明け締切り予定の学会誌『福祉社会学研究』への投稿資格は、6月大会 時理事会での入会承認が必要となりますから、現在非会員で入会後の投稿をご予定の方はお間違いのないようにお願いいたします。

■事務局からのお願いとお知らせ
▼お願い
住所変更やEmail のアドレスを変更した場合は,必ず大学生協・学会支援センター・福祉社会学会担当宛(学会のメールアドレス先)にお知らせください。 周辺でNewsletter を受信できていない方がいる場合は学会アドレスまでご連絡くださいますようお願いいたします。
▼お知らせ
 現在、理事選挙を実施しております。期日(2月25日消印有効)までに投票をいただけますよう宜しくお願い申し上げます。

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Date: Fri, 11 Feb 2011 19:46:46
Subject: WS Newsletter号外(福祉社会学会110211)
                            11.02.11
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   ■■■ 福 祉 社 会 学 会 ニ ュ ー ズ レ タ ー 号外 ■■■
      Japan Welfare Sociology Association Newsletter

                  http://wwwsoc.nii.ac.jp/jwsa/
                  E-mail: ws(at)univcoop.or.jp
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●号外内容
■研究会「過疎地域における福祉コミュニティとソーシャルキャピタル」の開催
■社会政策関連学会協議会メールニュース


■研究会「過疎地域における福祉コミュニティとソーシャルキャピタル」の開催

中田知生会員(北星学園大学)より、研究会の開催についてご連絡がありましたので、会員の皆様にお知らせいたします。

研究会「過疎地域における福祉コミュニティとソーシャルキャピタル」の開催について
■概要:
 ソーシャルキャピタルは、まちづくりのための資源といわれている。特に過疎地域においてはコミュニティの機能再生やソーシャルビジネスなど の産業振興施策など持続可能な町村や地域の運営にそれらは不可欠と言われている。これらのソーシャルキャピタルを涵養するためには地域福祉計 画や小地域活動などの住民参加型活動などが有効とされている。しかし、実際にそれらの関係を実証的に研究された事例は少ない。また、それらの 関係を阻害する要因についてはさまざまな言説が存在するがあまり明らかになっていない。この研究会では、まちづくり活動とソーシャルキャピタ ルの関係に関する研究の素地を構築するために、まず各研究者がフィールドにおいて行っている研究を紹介し、研究上、および実践上の問題点を指 摘することを主眼に置く。このような問題点を浮き彫りにして、今後このような研究をどのように進めていくべきかについて議論を深めたい。

■日時と場所:
2011年3月1日(火) 13時から16時半
札幌・北星学園大学 第2研究室棟地下1階第3会議室

■発題者:
 高野和良(九州大学)「過疎高齢化と高齢者の社会参加活動」
 加川充浩(島根大学)「住民主体の小地域福祉活動と計画・専門職の介入方法について―島根県松江市の地域福祉計画を例として―」
 岡田直人(北星学園大学)「旧産炭地歌志内市の実態と課題−中山間地にある全国最少市のコンパクトシティ化に向けてのモデルケースとして−」
 川村岳人(健康科学大学)「離島における基礎自治体の地域包括ケアシステムの構築に関する一考察」
 中田知生(北星学園大学)「行政依存とまちづくり−積丹町と最上町データから」

■参加費など:
 無料。ただし、会場のキャパシティの都合上、参加を希望される方がいらっしゃいましたら、下記連絡先までご連絡をお願いいたします。

■連絡先:
中田知生(北星学園大学) tnakata@hokusei.ac.jp

■社会政策関連学会協議会メールニュース
社会政策関連学会協議会より協議会メールニュースが届きましたので、会員の皆様にお知らせいたします。

社会政策関連学会協議会メールニュース No.2(20110204)(転送可)

社会政策関連学会協議会HP:
http://web.mac.com/eastasia2006/social/Home.html

社会政策関連学会協議会主催の研究会のお知らせ

研究会「ジェンダーと社会政策−各学協会はどうとらえてきたか」

 ジェンダーの問題は、社会政策における大きなテーマです。そこで、社会政策関連学会協議会に参加している学協会が、 どのようにジェンダーをとらえてきたかについて話題提供をうけ、参加者と意見を交換するための研究会を開催します。
 ご関心のある方のご参加を歓迎いたします。

話題提供者 神尾真知子(日本大学、ジェンダー法学会)
      森川美絵(国立保健医療科学院、福祉社会学会)
      杉本貴代栄(金城学院大学、日本社会福祉学会)
      清山玲(茨城大学、労務理論学会)
      木本喜美子(一橋大学、日本労働社会学会)
司会 神尾真知子

主催:社会政策関連学会協議会
日時:2011年3月4日(金曜日)1730-1930
場所:明治大学研究棟4階第2会議室
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
参加費:無料

どなたでも参加していただけますが、資料準備の都合上、ご参加希望を
social2008(at)live.jp
までお知らせくださると助かります。

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福祉社会学会事務局

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Date: Thu, 20 Jan 2011 21:29:05
Subject: WS Newsletter号外(福祉社会学会110120)
                          11.01.20
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   ■■■ 福 祉 社 会 学 会 ニ ュ ー ズ レ タ ー 号外 ■■■
      Japan Welfare Sociology Association Newsletter

                  http://wwwsoc.nii.ac.jp/jwsa/
                  E-mail: ws@univcoop.or.jp
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●号外内容
 ■公開企画「資格と専門性を問いなおす――医療・福祉の再編に向けて」
■公開シンポジウム「再論 日本の社会福祉学・社会学の国際化に向けて」
 ■社会学系コンソーシアム通信 第9号

■公開企画「資格と専門性を問いなおす――医療・福祉の再編に向けて」の開催
三井さよ研究委員(法政大学)より、日本保健医療社会学会看護研究部会主催、福祉社会学会共催の公開企画の開催についてご連絡がありましたので、 会員の皆様にお知らせいたします。

公開企画「資格と専門性を問いなおす――医療・福祉の再編に向けて」
概要:
 医療と福祉はそのどちらも患者=利用者の生活に深くかかわるものでありながら、資格の体系は異なるものとして編成されてきており、医療職者も福祉職者も、 実はお互いをよく知らないことも多い。
 この企画では、医療・福祉系の資格体系が大きく見直されつつある今日において、医療系/福祉系という枠組みを超えて、 資格や専門性について改めて問い直すことを目的としている。

3月13日(日)13:30〜16:30
首都大学東京秋葉原サテライトキャンパス会議室D・E
http://www.jspe.or.jp/iinkai/prost/data/sate%82%8Clite.pdf

報告者:
朝倉京子(東北大学) 「看護師の自律的な判断の様相――医師との関係から」
清水準一(首都大学東京) 「在宅ケアチームの質評価――同じようで同じではないこと」
石田健太郎(明星大学) 「求められる専門性の変容――介護職のキャリア形成の視点から」
山下幸子(淑徳大学) 「資格の意味についての検討――障害者の自立生活を通して」

司会:三井さよ(法政大学)

主催:日本保健医療社会学会看護研究部会
共催:福祉社会学会
参加費:無料(事前申し込み不要)
連絡先:s-mitsui(at)hosei.ac.jp(三井さよ)


■公開シンポジウム「再論 日本の社会福祉学・社会学の国際化に向けて」の開催
社会学系コンソーシアム事務局より公開シンポジウムについてご連絡がありましたので会員の皆様にお知らせいたします。

公開シンポジウム「再論 日本の社会福祉学・社会学の国際化に向けて」
主 催 日本学術会議社会学委員会
共 催 社会学系コンソーシアム
日 時 2011年1月30日(日)13:00〜16:00
場 所 日本学術会議講堂(東京都港区六本木7−22−34 東京メトロ千代田線「乃木坂」駅5番出口徒歩1分)

開催趣旨
 昨年度のシンポジウムに引き続き「国際化」をテーマに取り上げる。昨年度は、社会福祉学・社会学における国際化の意味とその可能性について議論した。今年度は、 より具体的な現象を通して国際化を論ずる。
 たとえば、国際共同作業において文化の壁を越えたコミュニケーションを確立する方法は何か。言語をどう扱うか。 若手研究者にメリットのある形で国際化を進めるにはどのようにすればよいか。海外で学習研究経験を積むことのメリットは何か。国際的学問論争にどう対応するのか。 また、グローバルなものとローカルなものをどう繋ぐか。これら国際化の諸相について議論を深める。

発表
13:00〜13:10  開会挨拶:庄司興吉(社会学系コンソーシアム・清泉女子大学教授)
13:10〜13:25 「情報の交流・組み合わせとイノベーション;MNC地域統括会社・マネジャーの役割」 細萱伸子(関東社会学会・上智大学准教授)
13:25〜13:40 「グローバリゼーションとローカライゼーション:保健医療社会学の場合」 藤澤由和(日本保健医療社会学会・静岡県立大学准教授)
13:40〜13:55 「ソーシャルワーク研究と言語‐IASSW/APASWEの経験」 秋元樹(日本社会福祉学会・日本社会事業大学教授)
13:55〜14:10 「社会学のディシプリン再考:パブリック・ソシオロジーをめぐる国際論争」 京谷栄二(日本労働社会学会・長野大学教授)
14:10〜14:25 「国際化と研究者の育成:海外で学位を取るということ」 齊藤麻人(地域社会学会・法政大学 非常勤講師)
14:25〜14:40   休憩
全体討論
14:40〜14:50  解題「文化・国境を超えた研究の方法と実践」 今田盆俊(日本学術会議社会学委員会委員・東京工業大学教授)
14:50〜16:00  閉会挨拶:直井 優 (日本学術会議社会学委員会委員長・大阪大学名誉教授)

参加申し込み等
事前のお申し込みは必要ありません。どなたでもご参加頂けます。参加費は無料です。
問い合わせ先
社会学系コンソーシアム事務局 
電話:03-3238-3567
E-mail: socconsortium(at)socconso.com
http://www.socconso.com/symposium20110130_poster.pdf

■社会学系コンソーシアム通信 第9号
社会学系コンソーシアム事務局より「社会学系コンソーシアム通信 第9号」が届きましたので、会員の皆様にお知らせいたします。以下からご覧ください。
http://www.wdc-jp.com/jsfs/notice/110111.pdf

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福祉社会学会事務局

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Date: Sun, 9 Jan 2011 18:03:06
Subject: WS Newsletter23(福祉社会学会110109)
                       11.01.09
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 ■■■ 福 祉 社 会 学 会 ニ ュ ー ズ レ タ ー 第 23 号 ■■■
    Japan Welfare Sociology Association Newsletter No.23

                 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jwsa/
          E-mail: ws(at)univcoop.or.jp
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***** INDEX *****
■福祉社会学会・第9回大会 テーマセッションのテーマとコーディネーターの募集について(2月18日締切)
■福祉社会学会・第9回大会・自由報告の募集について(3月25日申込締切)
■学会賞選考委員会より推薦のお願い
■会費値上げ延期の試み
■理事会報告
■新入会員など紹介
■事務局からのお願い


■福祉社会学会・第9回大会 テーマセッションのテーマとコーディネーターの募集について

 福祉社会学会・第9回大会(2011年、開催校=東北大学)では、前回大会に続き、テーマセッションを公募することとなりました。テーマセッシ ョンにおいては、一般性の高いテーマを扱うシンポジウムとは異なり、コーディネーターの方を中心に福祉社会学における特定のテーマを多様な角 度から議論していただきます。このテーマセッションのテーマとコーディネーターを下記の要領で募集します。大会は6月11日(土)・12日(日)、 東北大学川内キャンパス(仙台市青葉区川内27-1)にて開催される予定です。
なお、部会編成の都合上、発表日時のご希望には応じかねますのでご了解ください。
@テーマセッションは、今号ニューズレターでテーマとコーディネーターを募集し、採択されたテーマについて2月下旬発行予定のニューズレター で報告者の募集を行い、コーディネーターの調整によって報告者を決定して設置されるものです。調整の結果不採択となった場合や、部会が成立し なかった場合も、報告希望者は大会の他の自由報告部会で報告していただくことができます。
Aコーディネーターには、報告者・報告順の決定に加え、当日の司会を行なっていただきます。テーマ採択の決定、報告者の募集などについて2月下 旬にお知らせします。テーマセッション報告の応募の締めきりは3月25日(金)の予定です。
Bコーディネーター希望の方は、下記の事項を電子メールで、2月18日(金)までに、担当研究委員・鎮目真人(立命館大学)まで以下の様式とともに ご連絡ください。

●テーマセッション・コーディネーターの申込み事項
◆氏名
◆所属
◆連絡先(住所・電話番号・電子メールアドレス)
◆テーマ(そのまま部会名となります)
◆ 部会趣旨(800字程度。採択された場合は、報告者募集のニューズレターに報告者募集用原稿としてそのまま掲載されます。)

電子メールあて先: 担当研究委員・鎮目真人(立命館大学)
          shizu(at)fc.ritsumei.ac.jp

※テーマセッション申し込みをされた方に対しては、受理通知を電子メールで返信しますので、2月23日(水)までに返信がない場合は、上記のメ ールアドレス、または、鎮目の研究室 TEL075-466-3091(直通)までご連絡ください。


■福祉社会学会・第9回大会 自由報告の募集について

 先に申し上げたとおり、第9回大会は6月11日(土)・12 日(日)に東北大学で開催されますが、例年通り自由報告を募集します。本大会における自由報告の申し込みは、 2月下旬に発行する学会ニューズレターにて説明を行い正式に募集いたしますが、申込書の提出締め切りが3月25日(金)、予稿集の締め切りが4月8日(金)の予定です。なお、 申し込みは電子メールのみの受け付けとなりますので、あらかじめご了解ください。また、電子メールでニューズレター配信を受けておられる会員の方々には、 2月下旬に発行する学会ニューズレターは通常どおりメール配信のみとなります(郵送されません)。自由報告申し込みを検討される場合は、 この時期のメールおよび本学会のWEBページに掲載される大会WEBページ(2月下旬に更新予定)にご注意いただき、締め切りなどのお見落としのないようお願いいたします。 学会WEBページのURL は次の通りです。 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jwsa/

■学会賞選考委員会より 会員の皆さまからの推薦のお願い

2011年の福祉社会学会総会において、第1回福祉社会学会賞(学術賞及び奨励賞)の発表が行われます。現在は推薦書類の受付期間中であり、以下の要領に もとづいて会員の皆さまからの候補者の推薦をお願いしております。自薦・他薦は問いませんが、各会員が推薦できるのは各賞につき1点以内となっており ます。なお、学会賞規程は学会ホームページに掲載されておりますのでご覧ください。

<受賞資格者及び受賞の対象について>
学術賞:受賞資格者は、「すべて」の会員。受賞の対象は「単著の著書」。
奨励賞:受賞資格者は、原則として、「修士課程入学後13年以内」、もしくは「博士課程入学後11年以内」の会員(授賞対象の刊行日を満期とする)。
受賞の対象は「単著の著書」、あるいは「本学会誌掲載論文の他、他の学会誌などに掲載された査読付の論文」。

<受賞の対象の著書及び論文の刊行日について>
「2009年1月1日から2010年12月31日まで」の2年間に刊行された著書及び論文

<自薦及び他薦の方法>
推薦書類の受付期間は「2011年1月5日から2011年1月31日まで」です。 自薦・他薦いずれの場合でも推薦される方は、まず、学会ホームページから推薦用紙 をダウンロードしてご記入ください。 つぎに、「記入・印刷した推薦用紙」1枚と「対象の著書あるいは論文」1部(希望する場合、著書は審査後に返却。 また論文はコピーでも可)を同封して、
 〒166-8532 東京都杉並区和田3-30-22
  大学生協学会支援センター内 福祉社会学会・学会賞推薦受付係
宛にお送りください。なお、宅配便、簡易書留など配達記録が残る方法でお送りください。
加えて、記入した推薦用紙のファイルを添付して、「推薦書類を学会賞推薦受付係宛に送付した」旨を sgoto@n-fukushi.ac.jp(学会賞担当:後藤澄江・日本 福祉大学)までメールで連絡ください。確認とリスト作成に必要なため、お手数ですがよろしくお願いします。 推薦方法に関して不明な点がある場合も、上 記のsgoto@n-fukushi.ac.jpまでお問い合わせください。

■会費値上げ延期の試み

福祉社会学会会員のみなさま

 2010年12月12日に開催されました理事会において、2010年度の会計実績を踏まえ会費値上げについての延期を提案し、賛同を得ました。みなさまからのご 協力を得て、会費値上げの延期を再度みなさまに提案することができますことを、うれしく思います。つきましては、会費値上げをもう1年延期することをお 認めいただきたくお願い申し上げます。以上、どうかよろしくご検討のほどお願いいたします。

                    福祉社会学会会長  武川正吾
                    財務担当理事  白波瀬佐和子

■理事会報告
●10年度・第2回理事会の議事録
日時:2010年12月12日(日)14時〜17時30分
場所:東京大学 法文1号館115教室
出席者:武川、藤村、三重野、稲葉、山田、後藤、小林、鎮目、鍾、高野、永井、平岡、牧里、白波瀬(委任状)、立岩(委任状)、神山(事務局広報)
●報告事項・審議事項
1.第9回大会(2011年度)・第10回大会(2012年度)大会について
・第9回大会開催校(東北大学文学研究科)の永井理事から挨拶があり、開催日程を2011年6月11,12日とすることが承認された。
・第10回大会を首都大学東京で開催することが承認された(担当:稲葉理事)。
2.第9回大会(2010年度)の結果報告について
・高野理事より以下の報告・提案がなされ、審議が行われた。
@第8回大会(九州大学)の結果について報告がなされ、収支報告書が承認された。参加者は187名(事前68名、当日77名、うち非会員46名)、 非会員シンポジウム登壇者4名、アルバイト学生・院生協力者38名。
A開催校の負担を考え、担当業務の簡素化を今後検討する。当日の会場でのサービスと懇親会の設定を基本とし、大会プログラムの送付や大会口座の管理は 学会が行うという可能性を検討する。
3.研究委員会の活動報告、検討事項
・山田研究委員長より以下の報告・説明がなされ、審議が行われた。
@10年7月24日に名古屋大学大学院と共催で例会が行われ、また、10年12月19日に学会後援で若手応援座談会が、11年3月13日に保健医療社会学会と共催で 例会が行われる予定である。
A今後の例会については、定例化、地方例会の開催を推進してゆく。
B須田研究委員を中心にこれまで実施した若手応援プロジェクトに関連する出版物の企画が行われているとの報告を受け、企画への学会の関わり方などにつ いて審議が行われ、須田研究委員と研究委員長・編集委員長が適宜話合い検討することを決定した。
C第9回大会に関し、シンポジウムとして「グローバル化の中の福祉政策」が提案され、承認された。また、大会校企画・委員会企画は実施しないことが承認された。
D第9回大会におけるテーマセッションのテーマ募集締切を2月18日、自由報告などの募集締切を3月25日とすることが提案され、承認された。
E社会政策関連学協議会主催で3月4日に開催する研究会には、学会からの報告者として森川美絵会員を推薦することが提案され、承認された。
4.編集委員会の活動報告、検討事項
・稲葉編集委員長より以下の報告・説明がなされ、審議が行われた。
@学会誌8号の編集進捗状況について、試験的な論文受付・査読のオンライン化が行われたこと、7本の投稿があり1月末の入稿を目標に編集作業中である こと等の説明がなされた。
A学会誌の編集事務オンライン化にともなう投稿規程の改正案が提案され、承認された。
B投稿規程に関し、2重投稿の禁止規程など基本的な項目についてより明快な記述にするよう改正することについて審議が求められ、今後編集委員会で検討 することが決定した。
C学会誌への出版物等の広告の掲載について審議が求められ、原則、掲載を可とすることが決定した。また、その収益は学会・出版社で折半とするよう、三 重野庶務理事が出版社に打診することが決定した。
D学会誌の電子ジャーナル化について、今後の幹事会・理事会で検討・審議するための準備を編集委員会が進めることが決定した。
5.学会賞の審査について
・後藤学会賞担当理事より以下の報告・説明がなされ、審議が行われた。
@第1回学会賞授賞に向けての選考の現状について説明がなされた。
A福祉社会学会賞規程第3条(受賞資格者)における「修士課程入学後13年以内」・「博士課程入学後11年以内」の文言につき、期間満了日の解釈について 審議が求められた。結果、期間満了日は受賞対象著作の刊行日と解釈されることを確認した。
B同規程第6条(選考方法)2における「…会員は、本賞受賞に値すると思われる著書または論文についてそれぞれ1点以内を…推薦することができる」の文 言につき、文意の解釈について審議が求められた。結果、「各会員は各賞それぞれ1点以内を推薦できる」の意と解釈されることを確認した。
C受賞者の発表に関し、受賞者には賞状のみを授与することを決定した。また、賞状の作成は後藤学会賞担当理事と稲葉編集委員長が協力して進めることが決定した。
6.社会学系コンソーシアムの活動報告
・平岡コンソーシアム担当理事より以下の報告がなされた。
@10年8月に、須田木綿子会員を含む6名の評議員から成る国際交流委員会が発足した。
A11年1月30日に、テーマを「社会福祉学/社会学の国際化、再編」として、2010年度シンポジウムが開催される。
B10年9月より西日本社会学会が正式加盟し加盟学会は30となった。
7.社会政策関連学会協議会の活動報告
・三重野協議員より以下の報告・説明がなされ、審議が行われた。
@10年10月に社会政策関連学会協議会メールニュースが創刊された。
A11年度の公開シンポジウムは日本学術会議包摂分科会との共催で6月25日に開催される。
B11年3月4日に協議会主催の研究会「ジェンダーと社会政策」が開催される。
C12年度開催予定の企画の方針について、また、協議会と日本学術会議との連携強化の方針について説明がなされた。
8.学会ホームページの移設について
・三重野庶務理事より以下の報告がなされ、審議が行われた。
@本学会のホームページ(HP)運営に利用している国立情報学研究所の学協会情報発信サービスが、HP構築・提供支援のサービスを12年3月に終了するので、 これに対応し、学会HPの移設を準備中である。
A学会HPの移設に関し、同様のサービスを行う会社の見積もりをもとに審議がなされ、今後、庶務理事・会長・編集委員長・研究委員長で他社のサービスに ついても情報を集め検討を続けることを決定した。
9.『福祉社会学研究』の学会への売上の還元について
・三重野庶務理事より以下の報告がなされ、審議が行われた。
@学会誌を出版している東信堂と会合し、委託販売に要する経費を差し引いた上で、学会誌の実売価格の5割は学会に還元される旨の出版契約を確認した。
A学会誌の売上額を算出した出版社による資料をもとに審議がなされ、一部項目の算出根拠等について、庶務理事が出版社に問合せ、還元額を確定してゆく ことが決定した。
10.学会会計の据置き等について
・白波瀬財務担当理事(三重野庶務理事が代行)より以下の報告がなされ、審議が行われた。
@10年度予算および11年度予算案の資料をもとに審議がなされ、11年度予算案について、大会開催補助費を20万円とするなどの他、雑誌売上の還元分やホー ムページの移設費用などを組み入れ、財務担当理事が再計算し予算案を作成することが決定した。
A10年度に引き続き、11年度も経費削減に努め学会費値上げを据え置くことを決定した。
11.理事選挙について
・三重野庶務理事より、以下の報告がなされ、審議が行われた。
@次期理事選出のための選挙について、選挙人名簿確認期間を11年1月24日〜2月4日、投票用紙発送期間を2月7日、投票期間を2月7日〜2月25日として実施 することが提案され、承認された。
A選挙管理委員会の委員選出について審議が求められ、現理事からは三重野理事と稲葉理事を委員として選出した。一般会員から選出する2名の委員は会長 一任とし、三重野庶務理事が推薦者に打診することを決定した。
12.論文の抄録の利用許諾について
・三重野庶務理事より、以下の報告がなされ、審議が行われた。
@独立行政法人科学技術振興機構から、学会誌の著者抄録を機構のデータベースに使用させてほしいとの連絡があった。
A抄録利用許諾依頼書などをもとに審議が行われ、和文抄録の利用を有料にて許諾し、さらに英文抄録の利用に関しても庶務理事が問い合わせることを決定した。
13.会費納入・会員状況について
・三重野庶務理事より、会費納入・会員状況等について、現在の会員数は471名、10年度まで会費納入済の会員比率は79.4%と、未納率がやや増加している ことなど説明がなされた。
14.その他
(1)ロゴ・マークの作成について
・武川会長より、福祉社会学会のロゴ・マーク作成について提案があり、審議がなされた。事務局を中心に会員からの公募も行い、ロゴ・マーク作成のため の作業を進めることを決定した。
(2)入退会の承認
・6名の入会希望者の入会を承認し、3名の退会希望者の退会を承認した。
(3)次回理事会・幹事会の日程
・次回理事会は11年6月11日(土)開催予定とすることを決定した。

■新入会員など紹介
理事会で、以下の方々の入会承認・退会確認がなされました。
(入会)三谷はるよ 渡辺芳 西尾敦史 高橋幸裕 中惠真理子 桜井啓太
(退会)石川義之 岸功 青木慎太朗

■事務局からのお願いとお知らせ
▼お願い
住所変更やEmail のアドレスを変更した場合は,必ず大学生協・学会支援センター・福祉社会学会担当宛(学会のメールアドレス先)お知らせください。ニ ューズレターを受信できていない方がいる場合は学会アドレスまで,ご連絡くださいますようお願いいたします。
▼お知らせ
理事選挙の時期になりましたので、理事選挙と資格確認についてのお知らせを発送いたします。ご協力方宜しくお願い申し上げます。

【発行・編集】  福祉社会学会事務局
(今回のニューズレターは郵送もされます。)

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