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研究紹介

差別
discrimination

  
HIV/AIDS講演会開催のご案内

2007/01/18

 現在、世界でHIVと共に生きる人々の数は、2006年末現在で約3950万人に達するといわれています。そのうち、アジアでHIVと共に生きる人々は約860万人 と推測され、96万人が昨年1年間で新たにHIVに感染しました。
 一時は急激な感染者の増加が見られた欧米先進国やタイなどでは国内対策が進み、HIVと共に生きる人々の数は減少傾向にあるのに対し、わが国では年々増加しており、 2005年の時点で、1万人を超えています。とくに若年層の異性間のHIV感染が増加しており、25歳未満では女性の方が男性を上回っていることから、今後の「感染 爆発」が危惧させます。
 こうした「静かなる緊急事態」の中で、日本のおかれている現状をアジア諸国との比較の中で理解し、将来日本に起こりうる「感染爆発」を予防する方策を検討 します。

〔開催日時〕
  平成19年2月3日(土)13:00〜17:50(12時受付開始)
〔会場〕
   日本赤十字社 本社 101会議室(東京都港区芝大門1−1−3)
〔主催〕
   日本赤十字社医療センター
〔講演演題〕
   『アジアにおけるHIV/AIDSに対する偏見と差別』
〔講師〕
   グレース・ロー
    国際赤十字・赤新月社連盟アジア太平洋地域上席代表
   ソムスリ・タンティパイバハルバット
    タイ赤十字社エイズ研究センターアカデミックサービス部長
   秦野 環
    日本赤十字社インドネシアHIV/AIDS対策事業及び東チモール救急法等普及事業連絡調整員

   ※日本語の通訳があります。

〔参加申込〕
   HIV/AIDSに関心のある方はどなたでも参加いただけます。下記までお申込ください(申込先着順100名様まで)

日本赤十字社医療センター国際医療救援部
〒150-8935 東京都渋谷区広尾4-1-22
電話受付:03-3400-1311(内線2761)
月曜日〜金曜日:午前8:30〜午後5:10
Eメール:imrd@med.jrc.or.jp
FAX:03-3400-0232
担当 田中、橋本、森口

※Eメール、FAXの場合は、お名前、連絡先(メールアドレスまたは電話番号)、所属団体がある方は所属団体名をお書きください。

cf. http://www.jrc.or.jp/info/1150.html




■「職場で偏見感じた」と血友病患者 ネット調査で3割
 2005年06月06日10時21分

 「職場で誤解や偏見などを受けたことがある」血友病患者が少なくないことが、インターネットでの調査で分かった。「うつるのではないか」とか、輸入血液製剤に よる薬害エイズからの連想で血友病患者全員がエイズウイルス(HIV)に感染しているとかいった誤解・偏見が、根強いようだ。専門家は「病気への正しい理解を」と 呼びかけている。
 医薬品などの輸入販売会社、ノボノルディスクファーマ(本社・東京都千代田区)が昨年10〜11月にネット上で調査 し、男性の血友病患者203人から回答を得た。
 「これまでに周囲から血友病に対する誤解や偏見を受けたことがあるか」との問いに、約3割の56人が「ある」と答えた。
 血友病を理由に仕事を解雇されたり、やめたりしたと答えた人はいなかったが、2割弱の36人が「仕事に支障をきたすことがある」と答えた。「仕事は続けている が職場での無理解に悩んでいる」と答えた人も1割の21人いた。
 一般社会への要望で最も多かったのは、「どのような疾患か知って欲しい」という病気への理解で回答の4割を占めた。「職場の環境整備や周囲の理解」も2割弱 あった。
 血友病は、血液中に血を固める「凝固因子」が生まれつき足りず、出血すると血が止まりにくい病気。感染することはない。全国に患者が約4700人おり、男性が ほとんどを占める。
 東京医科大の客員助教授を務める同社ノボセブン臨床開発部の新井盛大部長は「血友病の病態や進歩した治療の現況を理解して欲しい」と呼びかけている。

asahi.com
http://www.asahi.com/health/news/TKY200506060083.html



■ 血友病データベース
浦高事件(大西赤人君浦高入学不当拒否事件)
「錆びた炎」
「ブラックジャック」
「神聖な義務」

■ 先端総合学術研究科データベース
差別論  作成:山本崇記

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