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Body and Society(略称・BAS)

(俗称・やまい研? ヤバイ研?)


◆Body and Society 編(事務局・北村健太郎) 2007/03/31  『Birth ― Journal of Body and Society Studies』  立命館大学大学院先端総合学術研究科院生論集


  
(仮)Body and Society(略称・BAS)の説明

■名称
 (仮)Body and Society(略称・BAS)とは、大雑把に言って「個人と社会の関係の再検討」を意味する。立岩真也HParsvi.com の以前の名称「生命・人間・社会」を踏まえている。また、Bodyには「身体」のほか、小泉義之の「肉体」の ニュアンスも含まれる。Bodyには〈表象〉〈生命〉、 Societyには〈共生〉〈公共〉という、先端総合学術研究科のテーマ領域を含意している。 また、この研究会から新たなるものが生まれてほしいと願い、BASには「Birth」という韻を踏んでいる。

■研究会の趣旨
 障害/病気や身体/肉体、生死、生命とかかわりのある諸問題(医療、労働、行政、アドボカシーなど)について、基本的/根本的なところから再検討し、研究を深める ことを目的とする。

■コメンテーター
 レギュラーコメンテーター
 立岩真也
 ゲストコメンテーター
 松原洋子 後藤玲子  天田城介

■事務局
 北村健太郎

■開催日時・場所
 月1回を目安に開催。学而館もしくは創思館

■連絡先
 関心のある方、参加希望の方は、北村までご一報ください。

■考えていること
形態
1.オンライン
 遠隔地院生を考慮し、HP、メーリングリスト、BBSなど、オンラインを可能な限り使う。普段の意見交換はここで行う。
*当座のHP、BBSの設置場所は、北村健太郎HPLiving Roomを予定。
*メーリングリストについては、立命館大学サーバーを予定。
2.週末研究会
 週末に立命館大学において、できるだけ定期的に(月1回?)研究会を開催する。
3.遠隔地研究会
 立命館大学だけで研究会を開催すると遠隔地学生にのみ負担を強いる。よって、年1回以上は遠隔地学生の在住地に赴き、そこで研究会を行う。現在、東京と長野が 候補地である。

特記事項
1.この研究会では、障害/病気の差異を越えて研究会を行い、障害/病気の差異の間に起こる摩擦についても検討したい。
2.研究会では「硬い」話のほか、「軟らかい」話もして、交流を深めたい。研究会後の懇親会(飲み会?)のみの参加も歓迎する。研究会メンバー以外にも広く開かれる ものとする。
3.教員からの参加は現在のところ、立岩真也を予定。事務局は当座、北村健太郎が行う。
4.感染症研究会とは連携して、場合によっては合同で研究会を行う。
5.研究会のレジュメは、研究会後に差し支えない範囲でHPに掲載される。
6.メーリングリストとBBSの使い分けについては、要検討。


  
BAS 第1回研究会 プログラム
日時:2004年 3月27日(土)午後1:30〜4:50
          3月28日(日)午前9:30〜12:40
場所:立命館大学 学而館2階 〈生命〉領域が主に使う共同研究室

*以下の各時間帯には、報告(20〜30分)と質疑応答(60分程度)が含まれます。適宜休憩を入れます。

 3月27日(土)
午後1:30〜1:40
ごく簡単な自己紹介 事務局からの諸連絡
午後1:40〜3:10
発表1 樋澤吉彦
  「介入の根拠
――介入原理の一つである『パターナリズム』の根拠(根拠としての『パターナリズム』)、また自己決定する『自己』(人間像)について」

午後3:20〜4:50
発表2 定藤邦子
「障害者自立生活運動 ―大阪を事例として―」

*懇親会

 3月28日(日)
午前9:30〜11:00
発表3 川口有美子
「ヘルパーの吸引 2002」
午前11:10〜12:40
発表4 仲野真由美
「ケアの意味 ―葛藤する感情―」


  
BAS 第2回研究会 プログラム
日時:2004年 5月8日(土)午後3:00〜8:00
場所:立命館大学 学而館2階 〈生命〉領域が主に使う共同研究室

*以下の各時間帯には、報告(20〜30分)と質疑応答(60分程度)が含まれます。適宜休憩を入れます。

3:00〜3:10
ごく簡単な自己紹介 事務局からの諸連絡
3:10〜4:40
発表1 田島明子
「『差別』と『配慮』、その範囲の検討 − 労働をめぐる障害を持つ当事者の語りからの一考察 −」
4:50〜6:20
発表2 吉村夕里
「ツールを利用した臨床ソーシャルワーク技術 − 問題点と克服方法 −」
6:30〜8:00
発表3 坂下正幸
「音楽療法の有効性と今後の課題について」

*懇親会


  
BAS 第3回研究会 プログラム

*BAS 第3回研究会は、「争点としての生命」プロジェクト研究会主催の研究会との共催となります。

立命館大学大学院先端総合学術研究科「争点としての生命」プロジェクト研究会
―身体をめぐる科学情報と社会―
 現在、健康管理の自己責任が強調され、市民の医学・保健情報のリテラシーが注目されています。市民が科学情報を「正しく」理解することを求める社会とは?  消費者として、患者・家族として、さまざまな顔を持つ市民にとっての科学情報 リテラシーとは? 健康食品や健康情報番組の鋭い分析で知られる柄本氏、 ハンチントン病の患者団体をサポートしながら、先端医療と社会の関係を多角的に検討している武藤氏を迎え、この問題を考えていきます。

日時:2004年7月22日(木)17:00-20:00
会場:立命館大学衣笠キャンパス創思館3階プロジェクト研究会室303・304
http://www.ritsumei.ac.jp/mng/gl/koho/access-map/k-map.jpg
*創思館は、地図でいうと30番の建物です。正門から入り中央ひろば手前ドーム型の建物です。
アクセス:http://www.ritsumei.ac.jp/mng/gl/koho/access-map/kic-access.htm
*京都市バス「立命館大学前」バス停が正門の正面にあります。
周辺地図:http://www.ritsumei.ac.jp/mng/gl/koho/access-map/kic-shuhen.htm

報告1 柄本三代子(立教大学ほか非常勤講師)
「リスク社会における『リテラシー』というものの活況」
◇参考
『健康の語られ方』青弓社、2002年
『健康ブームを読み解く』共著、青弓社、2003 他

報告2 武藤香織(信州大学講師、日本ハンチントンネットワーク共同代表)
「『遺伝子教育(genetic literacy)』は高めなくてはいけないのか? ゲノム解析に期待する当事者団体の生き方」
◇参考
「『知らないでいる権利』を行使するために」 『科学』74巻5号、2004年
「検体のまま取り残されないために──ハンチントン病をめぐって」 『現代思想』30巻2号、2002年

主催:松原洋子
立命館大学大学院先端総合学術研究科
〒603-8577京都市北区等持院北町56-1
TEL/FAX 075-466-3283(直通)


  
BAS 第4回研究会 プログラム
日時:2004年 10月16日(土)午後1:30〜4:50
場所:立命館大学 学而館2階 〈生命〉領域が主に使う共同研究室

*以下の各時間帯には、報告(20〜30分)と質疑応答(60分程度)が含まれます。適宜休憩を入れます。

午後1:30〜1:40
ごく簡単な自己紹介 事務局からの諸連絡
午後1:40〜3:10
発表1 青木慎太朗(同志社大学大学院 総合政策科学研究科前期博士課程)
「専門性の脱構築 専門家−当事者関係のオルタナティブ形成に向けて」
午後3:20〜4:50
発表2 野崎泰伸(大阪府立大学大学院 人間文化学研究科後期博士課程)
「当事者性の再検討 連帯の可能性と限界」
cf. http://www.arsvi.com/0w/nzkysnb.htm

*懇親会


  
BAS 第5回研究会 プログラム
日時:2004年 12月25日(土)午後1:30〜4:50
場所:立命館大学 学而館2階 〈生命〉領域が主に使う共同研究室

*以下の各時間帯には、報告(20〜30分)と質疑応答(60分程度)が含まれます。適宜休憩を入れます。
*今回は、両者とも論文草稿の検討なので、時間延長する可能性が大いにあります。

午後1:30〜1:40
ごく簡単な自己紹介 事務局からの諸連絡
午後1:40〜3:10
発表1 三浦藍
「サブサハラ・アフリカのHIV/AIDSに対する国際機関の援助―その現状と問題点―(仮)」
午後3:20〜4:50
発表2 大谷いづみ
「太田典礼小論──安楽死運動をめぐって(仮)」

*懇親会


  
BAS 第6回研究会 プログラム
日時:2005年 5月7日(土)午後1:30〜4:50
場所:立命館大学 創思館4階 共同研究室403
http://www.ritsumei.ac.jp/mng/gl/koho/access-map/k-map.jpg
今回は創思館で行います。以前から参加されている方は、お気をつけ下さい。創思館は地図でいうと30番の建物です。正門から入り中央ひろば手前ドーム型の 建物です。

*以下の各時間帯には、報告(20〜30分)と質疑応答(60分程度)が含まれます。適宜休憩を入れます。

午後1:30〜1:40
ごく簡単な自己紹介 事務局からの諸連絡
午後1:40〜3:10
発表1 的場(児玉)曄子
「語られるものと語られないもの──ベトナム報道写真家岡村昭彦の目が捉えた近代ホスピスムーブメント(仮)」
午後3:20〜4:50
発表2 田島明子
「リハビリテーションの社会学?!──リハビリテーションにおける表象の不在のポリティクス(仮)」

*懇親会


  
BAS 第7回研究会 プログラム

主催:立命館大学大学院先端総合学術研究科 「争点としての生命」プロジェクト研究会
共催:「生命科学/技術の公共性と生活者の利益をめぐる諸問題の歴史的・社会的・倫理的研究」(科学研究費 補助金/研究代表者 松原洋子) ・人文社会プロジェクト「ボトムアップ人間関係論の構築」 (プロジェクトリーダー 佐藤達哉) ・院生研究会「Body and Society」

*案内チラシはこちらからダウンロードしてください。

―経済から日本の医療“制度”を考える―

 医療単価の高騰や医療資源の稀少性が叫ばれる今日、医療制度の抜本的な見直しが進んでいます。我々の身近にある医療制度とは、そもそもどのような仕組みなので しょうか。導入される新制度は、我々の生活にどのような影響を及ぼすのでしょうか。今回は、医療へ実証経済学の分野から切り込んでおられる、吉田あつし先生を お迎えして、日本の医療保険制度の概要と制度改革のトピックをお話ししていただきます。

○日時:2005年8月28日(日)13:00〜16:30
○会場:立命館大学衣笠キャンパス(京都市北区等持院北町56-1)【創思館3階プロジェクト302号室】
○講師:吉田あつし(筑波大学大学院システム情報工学研究科教授)

〈論文〉
吉田あつし、伊藤正一 2000「健康保険制度の改正が受診行動に与えた影響」『医療経済研究』第7巻pp.101-121.
吉田あつし、川村顕 2004「1997年自己負担率の改定と歯科サービスの需要及び供給の変化」『医療と社会』第13巻4号pp.95-112.
  (以上HPより抜粋、ほか多数)
吉田あつし先生HP http://www.geocities.jp/ayoshida2005jp/topfirst.htm

○立命館大学衣笠キャンパス
<アクセスマップ>
http://www.ritsumei.ac.jp/mng/gl/koho/annai/profile/access/
(京都市バス「立命館大学前」バス停が正門の正面にあります)
<キャンパスマップ>
http://www.ritsumei.ac.jp/mng/gl/koho/annai/profile/campus/
(創思館は正門から入ってすぐ右手の丸い建物です)

*この研究会は「生命科学/技術の公共性と生活者の利益をめぐる諸問題の歴史的・社会的・倫理的研究」(科学研究費 補助金/研究代表者 松原洋子)の援助を受けています。

*Body and Society(BAS)第7回研究会は、「争点としての生命」プロジェクト研究会 主催の研究会との共催です。

連絡先:Body and Society 事務局


  
BAS 第8回研究会 プログラム
日時:2006年 3月18日(土)午後1:30〜4:50
場所:立命館大学 学而館2階 〈生命〉領域が主に使う共同研究室

*学而館工事の騒音が激しいようであれば、創思館に変更しますので、場所の連絡にはご注意ください。
*以下の各時間帯には、報告(20〜30分)と質疑応答(60分程度)が含まれます。適宜休憩を入れます。

午後1:30〜1:40
ごく簡単な自己紹介 事務局からの諸連絡
午後1:40〜3:10
発表1 植村要(花園大学社会福祉学部福祉心理学科)
「障害者が“なおる”ことを考えるとき――失明と手術による視力回復を経験した一女性のライフストーリー」
午後3:20〜4:50
発表2 樋澤吉彦
「精神疾患・精神障害を根拠とした保健・医療・福祉的介入の妥当性について ――特に『心神喪失者等医療観察法』の論点整理」

*懇親会


  
BAS 第9回研究会 プログラム
日時:2006年 6月10日(土)午後1:30〜4:50
場所:立命館大学 学而館2階 〈生命〉領域が主に使う共同研究室

*以下の各時間帯には、報告(20〜30分)と質疑応答(60分程度)が含まれます。適宜休憩を入れます。

午後1:30〜1:40
ごく簡単な自己紹介 事務局からの諸連絡
午後1:40〜3:10
発表1 矢吹康夫(京都精華大学人文学部卒)
「『アルビノ』に萌えるためのロジック――ヤオイ論争を手がかりに」
午後3:20〜4:50
発表2 杉原努
「生活史調査における『力を得ていく過程』に関する一考察――3名の精神障害者小規模作業所利用者が示すリカバリーの要素」

*懇親会


  
BAS 第10回研究会 プログラム
日時:2006年 7月8日(土)午後1:30〜4:50
場所:立命館大学 学而館2階 〈生命〉領域が主に使う共同研究室

*以下の各時間帯には、報告(20〜30分)と質疑応答(60分程度)が含まれます。適宜休憩を入れます。

午後1:30〜1:40
ごく簡単な自己紹介 事務局からの諸連絡
午後1:40〜3:10
発表1 末岡陽子
「ホームレスの支援政策をめぐって」
午後3:20〜4:50
発表2 伊藤実知子
「法的な身体所有についておよび研究計画」

*懇親会


  
BAS 第11回研究会 プログラム
日時:2006年 7月9日(日)午前11:00〜午後2:30
場所:立命館大学 学而館2階 〈生命〉領域が主に使う共同研究室

*以下の各時間帯には、報告(20〜30分)と質疑応答(60分程度)が含まれます。適宜休憩を入れます。

午前11:00〜午後12:30
発表1 吉村夕里
博士論文構想報告 「精神障害をもつ人とツール使用――手帳福祉におけるアセスメントの制度化」
午後1:00〜2:30
発表2 香西豊子(学術振興会特別研究員・東京大学)
博士論文構想報告 「ドネーションの歴史――「人体」をめぐる想像力の形態とその意味論的展開」


  
BAS 第12回研究会 プログラム
日時:2006年 8月26日(土)午後1:30〜4:50
場所:立命館大学 学而館2階 〈生命〉領域が主に使う共同研究室

*以下の各時間帯には、報告(20〜30分)と質疑応答(60分程度)が含まれます。適宜休憩を入れます。

午後1:30〜1:40
ごく簡単な自己紹介 事務局からの諸連絡
午後1:40〜3:10
発表1 前田明彦
「パターナリズムの批判的解釈」
午後3:20〜4:50
発表2 片山知哉
「アスペルガー症候群のこどもに何を教えるべきか?――についての予備的考察」

*懇親会


  
BAS 第13回研究会 プログラム
日時:2006年 8月27日(日)午前10:00〜午後1:10
場所:立命館大学 学而館2階 〈生命〉領域が主に使う共同研究室

*以下の各時間帯には、報告(20〜30分)と質疑応答(60分程度)が含まれます。適宜休憩を入れます。

午前10:00〜11:30
発表1 有吉玲子
「透析医療、患者の命は誰のもの?!」
午前11:40〜午後1:10
発表2 葛城貞三
「私は生き続けたい!――あるALS患者の叫び」



  
BAS 第14回研究会 プログラム
日時:2006年 12月23日(土・祝)午後1:30〜4:50
場所:立命館大学 創思館4階 研究室411
http://www.ritsumei.ac.jp/mng/gl/koho/access-map/k-map.jpg
今回は創思館で行います。以前から参加されている方は、お気をつけ下さい。創思館は地図でいうと30番の建物です。正門から入り中央ひろば手前ドーム型の 建物です。

*以下の各時間帯には、報告(20〜30分)と質疑応答(60分程度)が含まれます。適宜休憩を入れます。

午後1:30〜1:40
ごく簡単な自己紹介 事務局からの諸連絡
午後1:40〜3:10
発表1 生田明子
「注射器の技術史とその周辺(仮)」
午後3:20〜4:50
発表2 利光恵子
「受精卵の着床前遺伝子診断をめぐって(仮)」

*懇親会


  
BAS 第15回研究会 プログラム
日時:2007年 5月20日(日)午後1:30〜4:50
場所:立命館大学 学而館2階 〈生命〉領域が主に使う共同研究室

*以下の各時間帯には、報告(20〜30分)と質疑応答(60分程度)が含まれます。適宜休憩を入れます。

午後1:30〜1:40
ごく簡単な自己紹介 事務局からの諸連絡
午後1:40〜3:10
発表1  長谷川唯倉田真由美
「生体肝移植ドナーの安全性とケア向上のための研究報告」
午後3:20〜4:50
発表2 一宮茂子
「ドナーからみた生体肝移植――グラウンデッド・セオリー・アプローチによる家族・医療者との相互作用過程の分析」

*懇親会(未定。当日の雰囲気による)


  
BAS 第16回研究会 プログラム
日時:2007年 6月30日(土)午後2:00〜5:20
場所:立命館大学 学而館2階 〈生命〉領域が主に使う共同研究室202

*以下の各時間帯には、報告(20〜30分)と質疑応答(60分程度)が含まれます。適宜休憩を入れます。

午後2:00〜2:10
ごく簡単な自己紹介 事務局からの諸連絡
午後2:10〜3:40
発表1 生田明子
「戦後のインフルエンザ予防接種について」
午後3:50〜5:20
発表2 伊藤実知子
「80年代におけるカルテ開示議論の転換――患者の権利としての開示と医師の説明義務を中心に」

*懇親会


  
BAS 第17回研究会 プログラム
日時:2007年 7月7日(土)午後1:00〜6:00
場所:立命館大学 学而館2階 〈生命〉領域が主に使う共同研究室202

*今回は院生の発表と、著書の講評会をします。講評会の各報告60分には、簡単な質疑応答を含みます。休憩の後、全体討論をします。

午後1:00〜1:10
ごく簡単な自己紹介 事務局からの諸連絡
午後1:10〜2:40
発表 伊藤佳世子(千葉大学)
「筋ジストロフィーの脱ターミナル化に向けて」

午後2:40〜2:50
休憩

◇テーマ
「桜井徹『リベラル優生主義と正義』を読む」
*桜井徹 20070125 『リベラル優生主義と正義』 ナカニシヤ出版 3000+税 260p  ISBN:4-7795-0091-5 [amazon][bk1]

午後2:50〜3:50
提題・報告1 堀田義太郎
「『リベラル優生主義と正義』を読む――正義論の視点から」
午後3:50〜4:50
提題・報告2 松原洋子
「『リベラル優生主義と正義』を読む――優生学史の視点から」
午後5:00〜6:00
全体討論

◇企画の意図
 桜井氏の本の主題は「優生学」と「リベラリズム(自由主義)」の関係にあります。この主題は、生命や身体の性質の選択・操作を研究テーマとする人にはもちろん、 リベラリズムを研究する人にとっても、避けることのできない主題だと思われます。「自由」概念の一つの側面である「選択・操作・制御可能性」という観点からみれば、 遺伝子レベルでの選別操作技術は、一見、人間の「自由」の範囲を拡大する技術に見えます。
 あるいは、リベラリズムと優生学は、そもそも人間の「制御可能性」の範囲拡大を目指す、という点で共通している、とさえ言えるのではないか。しかし、遺伝子テクノ ロジーの利用による人間の性質の選択・操作は、本当に人間の「自由」の拡大と言えるのかどうか、あるいは、もしそれが「批判」されるべきだとすれば、いかなる根拠に 基づいて批判できるのか。桜井氏は、こうした問題について包括的・緻密に考察を展開しています。そしてそれは、人間の選択・操作・制御の範囲について、それを制約 すべき理由をリベラリズムは提出できるのか、もし制約を正当化する理由があるとすれば、私たちは、何を、どこまで、そして、いかなる根拠で制約すべきだと言えるの か、といった 問いにつながります。
 これらの問いはまた、(自他の)身体を動かす自由、身体を利用する自由、身体を改変する/しない自由等々の範囲を設定する根拠をめぐる、一連の問題に接続される はずだと思います。

*懇親会


  
BAS 第18回研究会 プログラム
日時:2008年 5月24日(土)午前10:00〜午後5:30(予定)
場所:立命館大学 創思館4階 生存学書庫416

*今回は第22回日本地域福祉学会大会の学会報告の予行をします。報告者1人の持ち時間は、質疑応答を含む最大80分です。 昼休憩50分、適宜休憩を入れます。

報告予定者:仲口路子長谷川唯堀田義太郎山本晋輔渡邉あい子(あいうえお順)

◇第22回日本地域福祉学会大会 報告要旨
http://www.arsvi.com/a/p.htm#06

◇時間配分(案)
午前10:00〜11:20 発表者1
午前11:20〜12:40 発表者2
午後12:40〜1:30  昼休憩
午後1:30〜2:50   発表者3
午後2:50〜4:10   発表者4
午後4:10〜5:30   発表者5

*懇親会(予定)


(仮)Body and Society(略称・BAS)の説明
BASが勝手に応援する研究会
『Birth ― Journal of Body and Society Studies』


アーカイヴ  ◇研究紹介  ◇50音順索引  ◇人名索引  ◇リンク  ◇掲示板

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